陰日向に咲く (幻冬舎文庫 け 3-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 4119
感想 : 548
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411685

感想・レビュー・書評

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  • 単純に、この人すごいって思った!

    お笑いIQが高い=頭が良いってことを改めて
    思い知らされました。

    万能だなぁ。

  • 評価、3.5★

    芸人、作家、演出、映画監督と多才といわれている劇団ひとりのミリオンセラー作品。積読本から。

    5話短編集、サラッと読める文章の中にしっかりと構成力が感じられました。コントを観ているように大笑いしたり、涙が出たり…予想よりずいぶん面白く得した気分(^^)
    短編集ながら登場人物のリンクも楽しめました。

    解説がお父さん! 家族愛も伝わりました。

  •  短編が随所で連動していて、最後にまるっと繋がる。
     芸人さんならでは(?)な着眼点や書き口が面白い。楽しめました。

  • 元々有名人の自叙伝的なものかと思って読み始めたら、人間の日常を描いた文学だった。
    短編集かと思ったら、それぞれの人物に関連があった。
    その内、この人の人生はどうだったんだろうと気になるようになった。

  •  2007年第4回本屋大賞8位。著者のデビュー作。
     借金に借金を重ねるギャンブラー、ホームレスに自由を求めた会社員、アイドルを一途に追いかける青年、売れないお笑いコンビ、合コンで知り合った男に遊ばれる女子大生。なかなか陽の当たらないそれぞれの人生の瞬間を切り取り、生きることの不器用さ、苦しさを描いた連作短編集。
     それぞれの人生がどこかで繋がっており、ふとした時に差し込む光が明日への希望を与えてくれる。そんな読後感を残す作品。

  • 鳴子がどうやって見つけたのかは気になるが、読みやすく割と面白かった。
    ネタ作りの延長でこのぐらいは書けてしまうのだろうか。羨ましい。

  • 劇団ひとりさんの独特な世界観が小説の中でも表れていた。内容として、現代社会という軸の中に、現実的で真面目な部分からコミカルさや驚きといったエンタメ要素も含まれており、スラスラと読みやすかった。

  • 等身大の愚かさ。


  • 短編で読みやすい。前の話での脇役が次の話で主人公になってたりするのが面白かったけれど後半ぐちゃぐちゃになったw映画も気になる

  • さすが日頃からネタ書いている芸人さん!短編集だけどちょっとずつ繋がっていてみんな同じ地球で生きている人達って感じ。キラキラしたテレビドラマでは絶対主役にならないような人たちにスポットをあてている。
    私的にはお父さんの解説が温かくて良かった。

劇団ひとりの作品

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