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- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344413665
感想・レビュー・書評
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三十二歳の智美の、浮気を嘘で誤魔化す辻本と別れる五十四日前からの日々。智美の辻本に対する口調が硬いことや、後半に辟易したやたらと語尾に「な」をつける辻本の口調から、もっと年上に感じ二枚目の三十五歳ということが意識から外れた。結論としては智美に一応は感情移入が出来たみたい。男女の平行線さが興味深い。
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読み終えてどっと疲れた。別れに躊躇する主人公を重く感じる半面、相談する友人の前向きに生きようとする姿勢に救われた。
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キャッチコピーが、「ダメ男と離れきれない、アラサー女の苦脳」なんだとか。
とにかくもう、昔の自分を思い出して、苦々しく思った。
男と女の悪循環が巧く描かれていたけれど、2点がっかりする要素があって興ざめだった。
まずは、太字表記部分。
逆効果だったのでは?と思わずにはいられない。
太字表記部分が目に入るたびに、ストーリーが中断されるような気分になり、
うんざりした&冷めた気持ちになってしまったのが残念だった。
そして次に、智美が常に辻本に対して敬語で話すところ。
私が男だったら、うっとおしいなと思ってしまいそうだし、違和感を感じる。
作品の内容より、ブックデザインのほうが気にかかってしまったのが悔やまれる。
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