ハナミズキ (幻冬舎文庫 よ 8-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 960
感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415102

感想・レビュー・書評

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  • 純粋な恋愛小説です。
    もう一度、わくわくするような恋がしたいな~~

    《本文より》
     この人がお腹をすかせないように、寒くならないよう
     苦しくならないように手を差し伸べてあげたい。
     出会ったばかりの相手に、そんな気持ちを持つのが不思議だった。

     「ものを食べる気力があるなら大丈夫だわ。ほんとうに落ち込んだ時は、 ご飯も喉を通らないもね!」

     母にはご飯も食べられないほどの深い悲しみを経験した
     ことがあったのだろうか。

     「私はね、ただ、紗枝に本気で誰かを好きになって、後悔
     のない恋愛をしてほしいだけ。いい加減にくっついたり
     離れたり。そんな恋じゃなくてさ」

     「もしも、あんたが本気だったら、紗枝のことこっちに
     連れ戻すぐらいの勢いでアタックすればいいっしょ。

      人生は一度しかないんだからさ・・・」

  • 映画を見た後にこの本を読みました。
    読んでいても映像がよみがえってくるし、映画にない話も含まれていてとても楽しく読めた。
    これだけ思いあえる相手と早くめぐり合いたいものです。。

  • ふだん手に取ることのないタイプの本。 貰って読んだらビックリはまった 二人が上手くいくと良いな なんて思って読んだ

  • 離れ離れだった二人に奇跡が訪れる・・・珠玉の恋愛小説

  • 映画のノベライズは、わかりやすい。

  • 紗枝と康平の純愛小説。初恋の二人が回り道して最後に結ばれて良かった。二人の絆、お互いを思う気持ちに感動、うるうるしちゃった。

  • 映画の脚本が元になってます。
    読むのも悪くないけど、とりあえず映画のほうを見てみたいなぁというかんじ。

  • 思いがけず向井理が出ててビックリ。

    映画だからありえる設定だったけど、なんだか色々な事を思い出して涙が出ました。こういう映画見ると運命ってあるんかいね?って思う。
    過去に浸ってしまう映画。

    北海道の自然がキレイだった。
    NYもカナダの景色もよかった。

    自然や海外を見てたらアラバマに帰りたくなった。土曜日のこの時間を思い出した。

  • 純愛小説の中でも至極の一作!

    余りこういう作品は読まないので(読んでいるのがミステリだったりサスペンス系が多いので)とても優しい気持ちになりました!

    主人公の彼と彼女のすれ違う気持ちの葛藤だったり、愛の形、その彼女の両親の出会いなどがとてもピュアに描かれていてとても良かったです^^

    因みにこの幻冬舎は純愛物が多く個人的には好きですね!

  • とにかく泣けました

    本を読んでこんなにも泣けるのかと思いました

    特に遠距離恋愛をしている人におすすめです

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著者プロフィール

学習院大学文学部教授。東京都出身。学習院大学、同大学院で学び、2003年パリ第10大学にて美術史学博士号取得。中央大学准教授・教授を経て、2018年より現職。専門は西洋近代美術史・デザイン史。主著として、Regards de critiques d’art. Autour de Roger Marx (1859-1913)(共著、PUR, INHA, 2009年)、La Belle Époque de Jules Chéret. De l’affiche au décor(共著、Les Arts Décoratifs, BNF, 2010年)、セゴレーヌ・ルメン『スーラとシェレ―画家、サーカス、ポスター』(訳・解説、三元社、2013年)、『西洋近代の都市と芸術3 パリⅡ―近代の相克』(共著、竹林舎、2015年)。

「2022年 『ポスター芸術論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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