ホームレス中学生 (幻冬舎よしもと文庫)

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  • 幻冬舎
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感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415683

感想・レビュー・書評

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  • ベストセラーになった麒麟・田村の自叙伝。同世代の男子が、こんな壮絶な子ども時代を過ごしていたことに衝撃を受けた。バラエティ番組で面白おかしく語られるのは笑えるが、文字にするとなかなかで苦笑いしつつも、ものすごいブームになってお金持ちになってよかったね、と当時思った記憶がある。こちらも人気に乗じてドラマ化されている。

    今は週7でバスケに興じていると相方がよくテレビで笑い話にしているが、今度はそちらの自叙伝でも読んでみたい。

  • すごい人生だ

  • 子供ができて中学2年生になって、受験生になる時に読ませてあげようと思う作品。

  • 切ないシーンもありましたが笑って読める作品でした。

  • この作品はえっ!?とか次はどうするの!?など読んでる途中に想像を膨らませ、わくわくさせてくれる作品だと、私はかんがえています。一番私の好きな場面は、ある日、主人公が「まきふん公園」のシンボル、まかれたふんの中で寝ていたところ子供たちに「うんこのお化けや!」などいろいろ言われていた場面です。このようないろいろなハプニングやおもしろい場面など出てくるので是非読んでみてください。

  • 突然告げられた「かいさん」という言葉から田村のホームレス生活が始まる。
    ホームレスの悪いイメージを消すほどのとてもおもしろく書かれた本。亡くなった母を思う田村さんの気持ちに感動。

  • 読みやすい文章だった。周りの人への感謝が溢れていて、読んでいて温かい気持ちになった。
    ホームレス時代の話は壮絶で生命力が強いなと思った。

  • 読後、我ながら本屋で良い本を選んだなと思った。
    人に感謝したくなった本。

  • とても面白かった。ダンボールを食べたとか、公園で寝泊まりしたとかで話題になった本であったが、読んで見れば、感謝と愛情が詰まった、とても心温まる本であった。
    母のことを褒めちぎり、自分が立派になって、そのことでお母さんが褒められたら良いっていう感覚がめっちゃ好きです。母さんと話すネタをたくさん仕込んで、再会した時にはずっと話を聞いてもらうだなんて、なんて夢のある話かと思いました。
    自分も、もう母はいないけど、そんなふうに母さんに話がしたいと思いました。だから、僕も今までの人生も、これからの人生も、母さんに聞いて喜んでもらえるように過ごします♪

  • 小学生5年の娘に読ましたら面白いと全部呼んでくれました。主人公田村は必死だが笑えるのが本当に良い。

著者プロフィール

編著者:田村 裕(たむら・ゆたか)
1953年生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻基礎デザインコース修了。総合企画プロデュース会社、出版社、企画編集事務所で長く出版編集に携わる。2010年より武蔵野美術大学教授。専攻は編集・出版文化研究、考現学研究。著書に『デザインリサーチ』(共著、2002年)、『教養としての編集』(共著、2009年、いずれも武蔵野美術大学出版局)。

「2021年 『編集をひもとく 書物観察の手引き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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