天使がいた三十日 (幻冬舎文庫 し 13-15)

著者 :
  • 幻冬舎
3.54
  • (14)
  • (23)
  • (30)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 263
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415768

作品紹介・あらすじ

作曲家の日吉友哉はクリスマスイブに、子供を身篭っていた最愛の妻を事故で亡くしてしまう。喪失感から酒に浸り、ギャンブルにはまり、借金を重ねた。音楽もやめ、配達の仕事を始めるも解雇される。何もかも失った一年後のイブの日、自身も旅立つ決意をした友哉の前に、チョコレート色をしたアイリッシュ・セターが現れる…。珠玉の純愛小説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一気読み。すごい読みやすかった。泣きながら読んだ。
    夏乃さんがとても素敵な人。本当にマリーは夏乃さんだったと思えてさらに泣けた。あり得ないけど、そんな事があっても良いんじゃないかなと思った。そうであってほしい。
    奥様が虐待してたのにマリーにあんなに固執してた理由は分からなかったな。
    最後の仔犬にはびっくりした。

  • 哀しい時に寄り添い、嬉しい時に共に笑えるということがどれだけ幸せなことか。読み進めるに連れて心優しくなれる気がする。

  • 出会いは辛いこともあったが、出会ってよかったと思います。

  • 妻を亡くし、どん底に落ち自殺までしようとした作曲家が、アイリッシュ・セターの導きで再び活躍できるようになったというお話です。

    一人で出産し死んでしまうマリー、悲し過ぎます。

  • 読みやすく心が洗われるような美しい物語.うん面白い.
    以下あらすじ(巻末より)
    作曲家の日吉友哉はクリスマスイブに、子供を身篭っていた最愛の妻を事故で亡くしてしまう。喪失感から酒に浸り、ギャンブルにはまり、借金を重ねた。音楽もやめ、配達の仕事を始めるも解雇される。何もかも失った一年後のイブの日、自身も旅立つ決意をした友哉の前に、チョコレート色をしたアイリッシュ・セターが現れる…。珠玉の純愛小説。

  • 順風満帆な生活が、愛する妻の死で一変。

    自暴自棄になり死を考えていた時、それを救ってくれたのが1匹の犬でした。。。

    確かに、犬は大きなパワーを持っていますが・・・。

    えーーー、そうなるの!!と、突っ込み所満載でしたが、犬を飼っている者としては、思わず泣いてしまった所も。。。


    小説だけど、大人向けのファンタジー絵本として読むといいと思います。

  • 動物ものは良い!奇跡あってもいいと思う!

  • 妊娠中の妻を亡くした作曲家が絶望して死を迎えようとまで行き詰った時に、1匹の犬と出会い再び生きようとしていく物語。

    恋愛小説だが、その犬が亡くした妻の意思を受け継いでいるかのごとく
    振る舞いをする姿がこの先に何かが待ち受けているのではと思わせる
    ミステリー的な面白さがある。

  • 動物が主人公。ずるい。泣いてしまった。

  • ものすごく感動した!

全22件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新堂冬樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×