- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344416673
感想・レビュー・書評
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連作短編が好きな私としては物足りなさも感じたが処女作、芸人なら意外といいな、という感想。
様々なセクシャルマイノリティを抱えた人々が主人公だが、変な卑しさも美しさもなくきっとこれがリアルなのだなと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ロリコン・ニンフォマニアなど、持って生まれた性癖を満足させようとすると、犯罪になってしまったり、後ろ指をさされてしまう人々。
見ようによっては、嫌悪していまいそうな社会的なはぐれ者だけど、みんな必死に生きている。ゲイを公表した作者の「それでも」と「花は咲いていく」の言葉の重さが読後にズシンときます。
愛すべき作品だと思います。 -
性とはなんと個人的で、しかし、それ以上に社会的な壁、偏見があるのかを見事に現出させた短編集。話に落ちはない。読後が良いかどうかも分からない。しかし、独自の性的嗜好をもった個人がいることを感じさせてくれる。
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この本は、すいすい読めるくらい面白かったし、花言葉になぞらえて様々な愛を表現していてとても愛に浸れた。ただ、短編集であるが故に最後はもうおなかいっぱいになってしまった。
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<2022年度男女共同参画推進センター推薦図書>
◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC14848203 -
性の対象がマジョリティと異なるというだけで、味わざるをえない切なさ、孤独、罪悪感…。
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映画を観て購入。前田健の舞台挨拶を聞いて他の作品も読みたくなった。「花」をテーマにした掌編9つ。映画も作品もとてもよかった。
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ゲイとかAセクとかM女とか。
主人公がみんなセクシャルマイノリティを抱えてて。
変に悲劇的に描かれてないのが好感持てる。
文章は決してうまいとは言えないけど
それがかえって説得力ある。