トリプルA 小説 格付会社 下 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.83
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本棚登録 : 273
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344419018

感想・レビュー・書評

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  • 格付けについて良い勉強になった

  • 物語に展開が無いな~。ただ淡々と出来事をつみ上げていく感じ。

  • 格付に携わる三人の視点を通して、1984年のバブル景気から2007年のリーマンショックに至るまでの金融業界の興亡を描く。下巻は内容が若干難しくなってきた(それはそのまま金融商品の複雑化を示すと思うが)ので、テンポは落ちる。金融のことなんか全然分からんが、エピローグのやり取りから、作者の日本愛と、それゆえの厳しいメッセージが伝わってくる。なかなかに熱い一冊。

  • 格下条項や国債の記述は流石。

  • 小説というよりは、リーマンショックまでの一連の流れを追う金融史のような話でした。
    金融に関する下知識がないと全く理解できません。

  • 格付とは何か。サブプライムローン問題等の直近の金融史を物語にそって学ぶことができる。知識面で得ることは多いが、格付というテーマが先にあって、あとからストーリーを考えたような印象を受け、小説の面白さとしてはいま一つという印象。

  • ムーディーズの概要がわかる。
    みずほもCDOを販売していた。
    ストーリー部分はそんなでもない。

  • 上巻と同様、歴史を振り返るには良い作品と思うが、
    小説としてはどうか。

    スワンベーカーリーの話は良い話であるが、
    挿話として必要であったかは疑問。

  • リーマンショックまでが詳しく書かれている。

    バブル、バブル崩壊・・・

    歴史は繰り返す。

  • 2012/09/03 仙台駅
    用語としては理解できていないまま読み進めたが、人物が面白かった

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著者プロフィール

黒木 亮:1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。著書に『巨大投資銀行』『エネルギー』『鉄のあけぼの』『法服の王国』『冬の喝采』『貸し込み』『カラ売り屋』など。英国在住。

「2021年 『カラ売り屋vs仮想通貨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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