さらわれた公爵家の花嫁 (ラベンダーブックス L 19-1)

著者 : キャット・マーティン 五十嵐とも子

• 幻冬舎 (2013年1月25日発売)

作品紹介・あらすじ

18世紀、イングランド。伯爵の孫娘ヴェルヴェットは、ついにカーライル公爵と結婚する日を迎えた。公爵を愛してはいない。だが、年老いた祖父の面倒をみるには、裕福な公爵と結婚する必要があった。ところが、結婚式場へ向かう途中、追いはぎに遭い、ヴェルヴェットは誘拐されてしまう。一方、森の狩猟小屋に監禁されながらも、臆することなく逃亡を試みるヴェルヴェットに、犯人のジェイソンは感心していた。しかし、逃げられるわけにはいかない。ジェイソンには公爵の結婚を阻止する使命があった。監禁はあと数日-だが、それは思いのほか、辛い日々となった。あふれんばかりの魅力をはなつヴェルヴェットに彼は惹かれていた。傷つけないという約束をした以上、手は出せない。しかし、欲望は抑えきれず…。過酷な運命を生き抜くヒーローを描いた傑作。

感想・レビュー・書評

[(´ｰ｀)さんの感想 · 2021年7月1日]

お金のために結婚をしなくてはいけないヒロイン。
異母弟とヒロインの結婚を阻止するためにヒロインを誘拐するヒーロー。
ヒーローはこの異母弟と元恋人の策略で父親殺しを罪を被らされてしまう。
それから辛い日々を過ごしたヒーローの過去が酷くて、最後にもっと幸せな姿を見たかったな。
異母弟との決着は終盤まで引っ張った割にあっという間だったし。

ヒロインのことを抱かない！って自分に言い聞かせるけど、ヒロインの誘惑のせいで結局…というのが多すぎてなんか締まらないヒーローでした（笑）

[usadon2162さんの感想 · 2016年5月5日]

初作家さん　最近、はずれの不作続きだったので、やっと王道ロマ本に会えた♪　
ヒロインがどこまでもヒーローを信じ、ヒーローの冤罪を晴らす為に猪突猛進　ヒロインがどんどん男前になっていくｗ　端役メアリーが思った以上の行動力で意外だった　
ヒーローの親友ルシアンがメチャ良い人！
次作「婚約中の侯爵を奪うには 」ルシアンがヒーロー

[erieruさんの感想 · 2015年2月1日]

思いがけずの再読。 ヒーロー、ダメだダメだと言いながら自分を抑えられないのは、男のサガか❓

[kina-koiさんの感想 · 2013年5月7日]

期待ハズレ。ハヴァーシャム伯爵令嬢ヴェルヴェット・モーランと、父親のカーライル公爵
殺しの冤罪を異母弟に着せられたジェイソン・シンクレア。