花の日本語 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.60
  • (3)
  • (10)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 140
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344419858

作品紹介・あらすじ

三ミリほどの小さな莟を押しつぶすと、黄金色の実が出てくるので、吐金草。風を好む蘭だから風蘭。花を摘むと、雨が降るから雨降花。…可憐で美しい草花の名前は、まるで昔の人々からの言葉の贈り物。植物を愛でる日本人の想いが込められた草花の名とその歴史を、ベストセラー『美人の日本語』の著者がひもとく。四季折々の111種を収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • お花の名前の文章体の字典といった感じ。
    パラパラと読みました。

  • 花の和名をやさしいイラスト付きで教えてくれる本です。
    知っている花なら新しい一面を知ることができて楽しいですし、知らない花ならば読んだ後に今度は写真が見たくてネット検索してしまいます。
    ゆるっとしたイラストだからこそ、どんな姿かが気になってしまうのがちょうどいいですね。素敵な教養をプレゼントしてもらった気持ちになります。

  • 植物にはそれぞれに古くから伝わる美しい日本語の
    異名があるそうです。

    お馴染みの草花も、異名の持つ響き、その意味合いを
    知ることでまた趣が違ってくる気がします。
    この本に書かれていることが全て頭に入っていたらなぁ。
    散歩しているとき、何気なく目に入った植物たちを見たとき、
    この本に書かれていることを思い出せたら、
    草花がもっと親しみ深いものに感じられるに違いありません。

    草花に向けられた山下景子さんの優しいまなざしが
    どの文章からも垣間見える気がして、
    安らかな気持ちになる本です。

  • ~夢の言の葉~ - 山下景子公式サイト
    http://yumenokotonoha.com/

    幻冬舎のPR(単行本)
    風蝶草、雲見草、二人静、富貴菊……ベストセラー『美人の日本語』の著者がひもとく草花の呼び名の歴史……。忘れたくない、美しい言葉の贈り物が一冊の本に。全111種。カラーイラスト付き。
    https://www.gentosha.co.jp/book/b1398.html
    https://www.gentosha.co.jp/book/b6334.html

  • へえ、と感心してばかりでした。創作のネタにも使えるものばかりなんじゃないかと!

  • 帯文(裏表紙):"植物を愛でる日本人の想いが込められた草花の名とその歴史を、ベストセラー『美人の日本語』の著者がひもとく。" "四季折々の111種を収録。"

    Contents:はじめに、第1章 旅する草花、第2章 恋する草花、第3章 瓜ふたつの草花、第4章 暮らしの中の草花、第5章 自然にちなんだ草花、第6章 夢見る草花、第7章 時を告げる草花、主な参考文献、索引、文庫あとがき

  • うつくしい草花の名前がすてき。

  • いろんな花があるね。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

■山下 景子(ヤマシタ ケイコ)
兵庫県神戸市生まれ。
武庫川女子短期大学国文科卒業後、作詞家を目指し、「北海道・北賛歌コンクール」「愛知・名古屋マイソング」で最優秀曲など、数々の賞を受賞する。
初めての著書『美人の日本語』(幻冬舎)は26万部を超えるベストセラーに。
他に『花の日本語』『ほめことば練習帳』(幻冬舎)、『しあわせの言の葉』(宝島社)、『日本人の心を伝える思いやりの日本語』(青春出版社)、『大切な人に使いたい美しい日本語』(大和書房)、『手紙にそえる季節の言葉365日』(朝日新聞出版)などがある。

「2021年 『万葉の鳥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山下景子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×