- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344424135
感想・レビュー・書評
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ずっと読みたいと思っていた本がついに文庫化して、嬉しくて買ったその日に一気読みをした。凄い、ヤバい。有川浩さんの作品が好きで色々読んだけど、こんなゾクゾクする話も書くのかと驚いたし、書かれる話の幅の大きさに戦いた。「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2010 "恋愛小説部門" 第一位」という宣伝を見て、どれ程甘い胸キュンな話なのかと思い読み始めると、「え、怖い怖い!」「ちょっと、え、どういうこと?」など、恋愛小説を読んでるとは思えない独り言がたくさん。恋愛小説でもありミステリーでもありもう凄いとしかいいようがない。
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読書好きなら、絶対面白い。
だけど、最愛の人が死ぬ話はやっぱり、反則。 -
面白い。あっという間に伏線回収された感じ。
スッキリするような、真実を更に考えるような、楽しく疑うことができた。 -
side:Aとside:B、夫目線と妻目線なのかと思ったら別の仕掛けで面白かったです。
物語が何重にも重なる不思議な世界観の中で、お互いを大切に思う夫婦の姿が素敵でした。 -
構造は面白かった、けどキャラとかセリフとか、少ししんどかったな、、大人になってしまった
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どこからどこまで本当で
sideAとBが繋がってるのか繋がってないのか
よく分からないまま終わってしまった
ただ、物語に出てくる夫婦は
どちらも愛し愛されているな
と思った。 -
パートナーが死ぬという設定で、すごく切ないはずなのに、愛が詰まっていて温かい物語でした。
相手を想う気持ちが素敵。
あなたがすき
きみがすきだ
この言葉を素直に口にできることが幸せなんだろうなと思った。
sideAとsideBで視点を分けた話かと思ったら、読み進めていくうちにそういうことかとわかりました。
悲しいけどその気持ちだけじゃない、さすがの有川浩さんの作品です。 -
2023.04.23 ★3.9
こんな想い想われる夫婦になりたい、と思わせられる2組の夫婦。
どちらも妻が作家で夫がそのファンであり、1番の読者。
ただ、夫婦の置かれた状況が陳腐だったこと。そこが残念だった。
↓↓↓内容↓↓↓
妻の病名は、致死性脳劣化症候群。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病。生きたければ、作家という仕事を辞めるしかない。医師に宣告された夫は妻に言った。「どんなひどいことになっても俺がいる。だから家に帰ろう」。妻は小説を書かない人生を選べるのか。極限に追い詰められた夫婦を描く、心震えるストーリー。 -
サイドA.Bに分かれていて、どちらも作家の妻と夫の話。
フィクションかノンフィクションかわからない仕掛けが面白く、スラスラ読めた。 -
普段はあまり読まない恋愛小説。
大人の恋愛。中編が2本入ってました。
どちらも前半は付き合う前の馴れ初めから。
後半は、、、こんなの泣くでしょ。