ストーリー・セラー (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 10255
感想 : 663
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424135

感想・レビュー・書評

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  • ずっと読みたいと思っていた本がついに文庫化して、嬉しくて買ったその日に一気読みをした。凄い、ヤバい。有川浩さんの作品が好きで色々読んだけど、こんなゾクゾクする話も書くのかと驚いたし、書かれる話の幅の大きさに戦いた。「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2010 "恋愛小説部門" 第一位」という宣伝を見て、どれ程甘い胸キュンな話なのかと思い読み始めると、「え、怖い怖い!」「ちょっと、え、どういうこと?」など、恋愛小説を読んでるとは思えない独り言がたくさん。恋愛小説でもありミステリーでもありもう凄いとしかいいようがない。

  • 読書好きなら、絶対面白い。
    だけど、最愛の人が死ぬ話はやっぱり、反則。

  • 面白い。あっという間に伏線回収された感じ。
    スッキリするような、真実を更に考えるような、楽しく疑うことができた。

  • side:Aとside:B、夫目線と妻目線なのかと思ったら別の仕掛けで面白かったです。
    物語が何重にも重なる不思議な世界観の中で、お互いを大切に思う夫婦の姿が素敵でした。

  • 構造は面白かった、けどキャラとかセリフとか、少ししんどかったな、、大人になってしまった

  • どこからどこまで本当で
    sideAとBが繋がってるのか繋がってないのか
    よく分からないまま終わってしまった

    ただ、物語に出てくる夫婦は
    どちらも愛し愛されているな
    と思った。

  • パートナーが死ぬという設定で、すごく切ないはずなのに、愛が詰まっていて温かい物語でした。
    相手を想う気持ちが素敵。

    あなたがすき
    きみがすきだ

    この言葉を素直に口にできることが幸せなんだろうなと思った。

    sideAとsideBで視点を分けた話かと思ったら、読み進めていくうちにそういうことかとわかりました。
    悲しいけどその気持ちだけじゃない、さすがの有川浩さんの作品です。

  • 2023.04.23 ★3.9

    こんな想い想われる夫婦になりたい、と思わせられる2組の夫婦。
    どちらも妻が作家で夫がそのファンであり、1番の読者。

    ただ、夫婦の置かれた状況が陳腐だったこと。そこが残念だった。


    ↓↓↓内容↓↓↓
    妻の病名は、致死性脳劣化症候群。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病。生きたければ、作家という仕事を辞めるしかない。医師に宣告された夫は妻に言った。「どんなひどいことになっても俺がいる。だから家に帰ろう」。妻は小説を書かない人生を選べるのか。極限に追い詰められた夫婦を描く、心震えるストーリー。

  • サイドA.Bに分かれていて、どちらも作家の妻と夫の話。
    フィクションかノンフィクションかわからない仕掛けが面白く、スラスラ読めた。

  • 普段はあまり読まない恋愛小説。
    大人の恋愛。中編が2本入ってました。
    どちらも前半は付き合う前の馴れ初めから。

    後半は、、、こんなの泣くでしょ。

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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