- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344425231
感想・レビュー・書評
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姉妹のミステリー 姉が変わってしまった
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結婚を目前に控えていた姉が、妹にも婚約者にも行き先を告げず一人旅に。その旅から帰って来た途端、穏やかで上品な姉は豹変する。一体何があったのかと気になり一気読みした。理由は驚くような展開ではなかったが、お姉ちゃんの暴力はやり過ぎ感があり、いくらなんでもそこまでできるものかなぁという気がしないでもない。それにしてとこの二人幸せになれるのかなぁ。
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両親を亡くした姉妹の強い絆を感じた。姉は自分が余命いくばくもない事を考え奇怪な行動をとった。妹の人生の道筋をつけてから旅立ったのだろうと思う。細部に少し違和感が残るが感慨深い作品だった。
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姉はいつまでたっても姉なんだなぁ。
妹はいつまで経っでも姉に
甘えちゃうものなかのか?
めっちゃ読んでてイライラしたけど
最後は切なくなりました。 -
優しくて聡明で美しかった自慢の姉が、結婚直前に突然ひとり旅に出て帰ってきたらまるで別人のように豹変していた話。振り回されて困惑する妹と婚約者が真相を探る。
途中からなんとなくもう真相がわかってしまい、ちょっと残念。だよね、やっぱりね、という感じ。でも豹変した姉も「そんなことしなくても…」という行動も多く、面白かったけど…という感じ。 -
(前半)え、絶対病気だよね?
(中盤)ん?病気じゃないの、、、?
(後半)そうくるーーー!?
続きが気になりすぎて一気読みしてしまいました。
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プロローグの時点で由紀が変化した理由が想像出来てしまい 変化してからも所々に感じる伏線で疑問も湧かず推理する楽しみが減ったのは残念でしたが、まるでホラーの様な豹変ぶりには狂気と恐怖を感じました。
由紀が取った行動はよほどの深い愛情と覚悟ががないと可能ではないしリアリティーの面から考えても限りなくゼロに近いと思います。
明野さんの作品は毎回欠かさず読んでいますが、今回は何とも言えない複雑な読後感となりました。 -
知り合いにこの著者を勧められて、初めて読んだ一冊。
早くに両親を事故で亡くし、姉妹二人きりで生きてきた。
優しく美しい由紀は、常に美久にとって自慢の姉だった。そんな姉がいよいよ付き合っている恋人と結婚することになった。祝福しながらも一抹の寂しさを覚える美久。
ある日、由紀は突然1週間くらい旅行に出ると言い出す。今までなんでも事前に話してきた二人なのに何故?しかも由紀は、美久だけでなく婚約者にも、旅の日程や行先を告げないまま、一人で出かけてしまった。不安な気持ちになる美久。
そして。
旅行から帰ってきた姉は、別人のようになっていた。
姉を変えてしまったものはなんなのか。
これは演技なのか、それとも今までが演技だったのか。
先がとても気になってどんどん読みたくなるのだが、異常に読み易い(文章や使われている言葉が簡単)のでストレスがない。
でも途中で分かっちゃう。タイトルもタイトルだし。
2時間ドラマにしたら、絶対に面白いはず!
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序盤で地盤を固めつつ中盤で一気に展開する為終始飽きなかった。
最後が予想出来ずとても面白かった。
伏線が所々に点在しているため、2周目からはさらに面白くなる本だと思った。