ESP (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 182
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (491ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344429109

感想・レビュー・書評

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  • 矢月秀作『ESP』幻冬舎文庫。

    日夜、超能力の研鑽を重ねる若者たちを主人公にしたサイキックSF小説。まるで時代に逆行するかのような現実離れしたバリバリの超能力が描かれる。平井和正の『幻魔大戦』を思い出す。

    全国から集められた子供たちを訓練する超能力者養成機関・悠世学園で、一人の男子生徒・左木陽佑が瞬間移動の実技訓練中に突如覚醒する。ペアを組んだ女子生徒・高馬さくらと共に見知らぬ土地へと瞬間移動した左木陽佑は『何か』により闘いへと導かれる。

    本体価格730円
    ★★★★

  • コテコテな超能力もの
    なんだか懐かしさを感じるほどに能力系のオンパレード
    文章が簡易なので読みやすいけど、ちょっと物足りない
    ノベライズ読んでる感じ

  • とっても面白かった。超能力を体系化して描いているので架空だけどリアルさを醸し出している点が秀逸に感じた。ストーリーとしてもプロローグが一気に引き込まれてしまいその後も二点三点と進んでいき飽きることがなかった。終わり方からして続編がありそうなので期待したい。


  • 「何もかもが解明されたかのような世の中だからこそ、より不可思議な事象を研究することが大切だ」

  • 超能力者の物語が好きなので楽しみにしてた。
    邪悪で強大な力を持った「何か」を巡って、超能力者たちが争うという話は特段新しさがあるわけではない。既視感たっぷり。黒幕が誰なのか?も、なんか意外!というよりは、へぇーそうなんだって程度。
    バトルに関しても、持っている能力、得意な能力によって戦い方が変わっていたら感想は違ったものになってたはず。
    終わり方ももやもやした感じ。映像化されることはなさそうだが、このままだとあまり面白いものにはならないだろう。

  • 直前に読んだ矢月さんのD1よりも、むしろこのくらい荒唐無稽な方が潔い。

  • 超能力バトルもの、と聞いて、まず想像するような王道の物語。ただし「ひと昔前の」と、ひとこと付け足されますが…。

    作品の世界観、戦う必然性、キャラクターの深み、バトルシーン、etc。

    何かが少し足りないな、という感じでした。

  • 超能力ものということで、けっこう期待して読んだ。読みやすかったけれど、ラストに向けてちょっと飽きてしまった。。。

  • 昔から超能力モノって好きで。古くはエスパー麻美から星虫から超女隊から(←年代w)魔法使いの弟子たちとか増山超能力師事務所、クロスファイアとか。(オレTUEE系はまた別ジャンルとして好きです)
    で、本作ですが...う〜ん正直あんまり。このストーリーにこの文体はちぐはぐな気がする。ライトなストーリーをいちいちちゃんとした描写で書く意味があんまりわからなかった。もうラノベでいいやん、って感じ。一般レーベルで出すからこその超能力モノを読みたかったな〜。

  • kindleでセールだったので購入。

    SFもの。超能力が当たり前の世界が珍しく、また疾走感があり一気に読めた。
    ただ、話の展開が予想しやすく終わり方も少しもやもやした。

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著者プロフィール

1964年兵庫県生まれ。文芸誌編集などを経て、小説家へ転向。「もぐら」シリーズが100万部を突破し、大ブレイク。「もぐら 新章」「D1」「ACT」「刑事学校」「警視庁公安0課」などシリーズ多数。

「2022年 『紅い塔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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