- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344430020
作品紹介・あらすじ
「今年は夏が日本にこないんだよ。夏さんが
こないと日本は夏にならないって」。アホで
勇敢な、みっちゃんがそう教えてくれた。た
しかにもうすぐ8月なのに暑くない。ケロ島
にいるらしい夏さんをぼくらで日本に連れて
こようぜ! そして夏祭りに行こう。みこし
をぶっこわそう――。鮮やかに思い出す、あ
の匂い、空気。忘れられない夏の冒険。
感想・レビュー・書評
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夢の中で見るみっちゃんのうなじは小学生なりのエロティシズムという感じがして良かった
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ひと夏の少年の物語。
みっちゃんというヒロインのために冒険をする少年達が純粋でキラキラして愛おしい。 -
どうやらぼくらは
夏が来てないのに
勝手に夏をすごしてたみたいだ -
カマドウマを調べて「かっこいい!!」と無垢に喜ぶタケシ君が愛おしくてたまらない。
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カマドウマ コウガイビル アカスジキンカメムシ 結局、子供の頃に大事にしていたものって、今も大事にしているものなんだと思えました。 みっちゃんと過ごす時間というのは、「こんな友達がいてくれたらいいのに」の結晶のような時間。みっちゃんは心の中のアイドルであり、ヒーローなんだと思います。だから、自分自身を救ってくれたヒーローの為に、自分自身を鼓舞していく。これは一口に恋とも言えない、恋を越えた感情です。というか、恋のようで、もはや恋から滅茶苦茶遠い感情かも。 如何やら僕達は夏が来てないのに勝手に夏を過ごしてたみたいだ 夏に掬われている感じ 火花 渡辺大知
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おもしろかった