[新版]日本国紀〈下〉 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1111
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344431287

作品紹介・あらすじ

大増量150ページ!! 65万部突破のベストセラー歴史本、満を持して、待望の文庫化!


黒船来航により、二百六十五年にもわたる江戸時代が終わりを告げた。明治維新というかつてない劇的な変革により近代化した日本は、日清戦争・日露戦争を経て、維新より半世紀後、ついに世界の列強と肩を並べるが————。教科書が教えない、知られざる史実と感動の歴史秘話が満載。ベストセラー作家による壮大なる日本通史、大幅加筆により待望の文庫化!


日本の長い歴史を見つめ直す作業は、実にエキサイティングな旅でした。<略>旅を終えた今、私の心の中に、ひとつの「問い」が浮かんで、消えません。それは「もし、地球上に日本列島がなかったならば」というものです。(あとがきにかえて、より)

感想・レビュー・書評

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  • 下巻は明治維新から
    ここでは表舞台に立っている人々の他に、それほど有名ではないけれど、現在日本になる為に重要な役割を果たしてくれた人々の話が多い。
    明治維新直前、日本がイギリス、フランスなどの植民地にならずに済んだいきさつ。
    小笠原諸島が外国領にならずに済んだいきさつ、などなど。
    そして昭和、平成、令和未来へ。

    この本を執筆するにあたり、主要参考文献として、ざつと600冊程記してあった。
    日本の歴史をざっとなぞるには、とても良いと思った。

  • 盛りだくさんの内容で、やっと読み終えました。
    正直疲れました。
    明治維新からわずか40年足らずて大国ロシアを
    破り、白人による植民地化ずるなかで有色人種にどれほどの勇気を与えたか。
    もし日本という国がなかったら、21世紀の世界は全く違ったものになっていたかもしれない。
    20世紀における日本という存在の大きさを認識してもらいたかったと
    著者は最後に述べていました。

  • いよいよ下巻からは国際戦争の歴史に入っていく。
    昔から近代史はかなりの苦手分野だったけれど、通史ということで事実の繋がりが分かりやすくて読みやすかった。
    また、戦争の歴史はあまり感情を煽るようなことがない冷静な文章だったので良かった。

    学校の勉強では罪悪感を植え付けるような授業だったと今でも覚えている。
    戦争賛美にならないようにしているんだと思っていたけれど、この本を読んだらそれだけじゃないとわかった。
    今ではメディアが決して公正なものでは無いと理解している。
    ちゃんと自分で調べて考えなければ。

  •  明治維新から令和の現代まで、史実と感動の歴史秘話を織り交ぜた壮大な日本通史。

     上巻に続いて、世界に抜きん出た日本の歴史を明治維新から読み味わうことができました。

     日本の力を最大限に生かすことで、植民地化を免れ、アジアに独立の種を植え付けることができたことから日本という国が奇跡の存在であるように再認識しました。

     一方で、大東亜戦争では、防衛の意義を感じつつも、日本の悪しき部分を見つめ直さなければならない辛さをこらえて読みました。

     後半は、自虐史観に対する批判が多くのページを割いていましたが、まさにその世代の自分にとっては、とてもよく理解することができました。

     誇りの持てる日本人でありたいと改めて思いました。
     

  • 上下巻読みました。
    物語としておもしろかったです。
    下巻の内容については、本書以外の本も読んで、様々な視点で日本史を学びたいです。
    愛国心を高める一冊となりました。

  • WGIP初めて聞きましたが
    非常に納得しました。

    本当になんでこんなに足を引っ張るのか。

    メディアも野党も
    反対をするだけで、
    建設的な話をしないので
    大嫌い

  • 百田尚樹『[新版]日本国紀 下』幻冬舎文庫。

    下巻は、明治維新から平成、令和までまでの日本史のダイジェストが淡々と綴られる。

    何かオチがあるとか、捻りがあるとか期待したが、普通に日本史のダイジェストだった。しかも、上下巻は苦痛以外の何物でもなかった。

    何故に65万部突破のベストセラーなのか。不思議。不思議。

    本体価格750円
    ★★

  • もっと早く出合いたかった。

  • 日本の最初から、令和の最新の話までも網羅した日本史。
    日本史を通しで読め学べる。要所要所に筆者の私見が書かれており、それに共感できたり批判してみたりとかなり考えることができる作品となっており面白かった。
    筆者の意見が徹頭徹尾一貫しているところは尊敬できる。また、令和に入ってからの新型コロナウィルスに対する政府の歴史に学ばない無能さなどはとっても共感してしまった。

  • 分かりやすく書かれており、読みやすい。

    ただ、著者の願望のような解釈も見受けられるので、賛否が分かれる内容だろう。

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著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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