- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344802513
作品紹介・あらすじ
惑星探査船ジュール=ヴェルヌのクルー、三四郎とカイは徐々にではあったが、お互いに興味を抱き始める。しかし、二人を乗せた船は突如暴走を始め、彼らを窮地へと追い込む。原因はコンピュータ中枢の『青ヲ探セ』をいう謎の指令だった。暴走をくい止めるためカイはある行動に出ようとするが-!?ブラックホールへと突き進む船、気持ちがすれ違ってしまう三四郎とカイ。-果たして、彼らが辿り着いた結末とは。
感想・レビュー・書評
-
宇宙船が軌道からそれてブラックホールへと突き進んでしまうのをなんとか懸命に阻止しようとする三四郎たちにハラハラしてしまった。この本はBLの枠にくくってしまうのは惜しいくらい普通に面白いと思う。ただ私は宇宙空間とか深海とか空気がなくて光が全く届かない真っ暗な世界が苦手なのを思い出し、この先のシリーズに手を出すかどうか悩むところ。きっとまた船のトラブルが発生しそうだし…。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SF設定が重厚で読み応えがあり主要キャラクターが皆魅力的。ベッドシーンの描写もとても艶っぽい。
-
再読
-
『青の軌跡』シリーズ-01_2(02)
-
全く甘さがない二人。
あっさり感がこの二人らしい。 -
カイの神経質さとエムパス能力、三四郎に触発されたのか大胆な発想、キャラとしてかなりツボ。SFの話自体も展開が新鮮で面白い。素直に終わってるようで、続きがあるから楽しみ。次はカタルシス・スペル。
-
カイ…あんた私を<b>萌え死にさせる気ですか…ッ!</b><br>粗筋は各自リンクから調べて下さい(説明しろよ)だって…ッ!三四郎とカイに…いや、カイの事しか感想無いんだもん!!もうカイ最高ー!!!熱くてウザい感想になるけどスミマセン!先に謝っとくわ。<br>今回はクルーの紹介やら探り合いが無いので、読みやすかったです(いや必要なコトなんだけど前巻の書き方がクドかったので)しかしほんとコレってSF?ッテなくらいアッサリしてるよね…まぁ今回はそれが★1つ減らす原因になったのですが…。<br>クルーを散々悩ませてきたコンピューター異常の原因が「アレ」??なんか上層部が関わってくるような政治的星間的問題がきっとあるんだ…と思っていた己にあっさり肩スカシを食わせて下さいました。えー…ちょっとそのオチは…つまんn(以下略)三四郎じゃなくとも怒りたくもなりますわな(苦笑)<br>しかし、そんな引っかかりもラストのシーンで一気に吹き飛びました!!三四郎の「あんた月人のくせに男の口説き方も知らないのか」という挑発に「…では、こういうのはどうだ…」と嫣然と微笑むカイ!そして…そして!もうもうもうも!!!!(のけぞり)<b>ここだけ何度読み返したことか。</b>有難うゴザイマス。萌えは日々の糧でゴザイマス。出来ればもうちょっと濃くても良かったよ…後2、3ページくらい(笑)<br>上巻にもありましたが、ラストにちょこっと入ってる短編(?)がこれまた良い。こういう日常のこぼれ話みたいなのは、ちょっと得した気分がして嬉しい。<b>オリジナルに沿った同人誌を読んだ時のようだ</b>(それ違う)<br>この先シリーズが続いていきますが、もしかしたら少しはSFっぽくなっていくのかしら?(いや、好きじゃないので別に望んでるわけでは)最初だからクルーの人間関係重視のストーリー展開だったのかな?これから先が楽しみです!<br>相変わらず萌えだけでは★5つですが、オチに首を傾げたのでこの評価で。