- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344813151
感想・レビュー・書評
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蛇とノーマルの人格の狭間でもがき苦しみ、その苦しみが角能への恋情までもを揺らしてしまうという凪斗の心理描写がじっくりと描かれていて読み応えがありました。痛い展開もありますが、全てが集束する先にあるラスト(脱皮も含めて)に納得でした。個人的萌えで、クライマックスの角能に魂持っていかれそうでした!奈良さんのイラストの相乗効果もすごい!どの挿絵からもキャラたちの心情が伝わってきます。このシリーズのイラストが奈良さんで良かった!と実感させてくれるほどの逸品ばかりでした。
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蛇淫の血の続き。「蜘蛛の褥」も読んでおいた方が尚、楽しめます。主人公がもがき苦む姿と、それを支えたいと願うボディガードの攻めのそれぞれの心の葛藤が切ない。暴力シーンと濡れ場がとても良い。
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あとで番外編もあるが、最終巻。
いや、面白いシリーズで久しぶりにワクワクして読みました。新書サイズは苦手なはずなのに読む手が止まりません。
そして、何やらこの話ではないのですが、違う話の新装版で新しい話が付け足さられているようなので、買いそろえようかと迷い中。
凪斗の成長と、角能の熱い想いが心にジンときます。文章と絵もいい組み合わせですし、素敵なシリーズでした。 -
シリーズなのね。ちょっとしっくりこなかったのはそのせいかも。これしか読んでません。ストーリーにはたぶんそんなに影響はないけど。
補佐角能×極道4代目凪斗
襲名するまでとしてからの諸々
祖母が殺され、護衛が怪我をして、大事なものが傷つけられていくことに耐えられず逃避する凪斗が角能の献身により花開く物語。
苦しんで苦しんでようやく脱皮できるみたいな話なんで結構中盤・・・後半までそんなぐるぐるした感じがするなぁ。
極道ものは好き嫌いが結構あって。これはちょっと合わない感じだったかなー。 -
「蛇淫の血」シリーズ第3弾。
今回はまた角能×凪人編に戻ります。
禊=身削と凪人パパが言うように小蛇の脱皮がテーマです。
これから先さらに成長した凪人はどんどん素敵になるはずwもちろん角能さんありきですがww
凪人は相変わらず可哀想な子でしたww
輪姦苦手な方はご注意を…。
でもこれも文庫で出して欲しかったな〜。 -
凪斗が平凡から4代目に変わっていく脱皮がいい。ハードな迫害具合が、この作者の持ち味なのね。『蜘蛛の褥』が次?図書館にな~い