- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344820357
感想・レビュー・書評
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やっと手に入りました!前作読んでからこのカップルが気になってたんですよね。 まるっと一冊このカップル?って思ってたら違っててちょっとショック!とか思ったんだけれど、 でも後半の二人のお話も良かったです。 しかもショートですべて救われる!あの場面も良かったですね
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獣の妻乞いのスピンオフ。なのであっち読んでからじゃないと多少判りにくいような気もしました。設定知ってしまってるから、初見だとどう感じるのかが判らない。
うーん。妻乞いがかなり好きだったのでどうかなと思ったんですが、やっぱり最初のインパクトには敵わないなという感想。妻乞いは結構泣いたような気がするけど、今回は潤むくらいでした。妻乞いではもう主人公達がどうなるか、切ない状況にはらはらでどうにかして幸せになって欲しいと思ったので細かい設定は多少気になりつつもスルー出来たんですが、今回は概要は既に知ってしまってるからどうしてもそっちが気になってしまいました。普通居場所や行動把握にチップ埋めるんじゃないのかなとか、自由時間作れる程あんな監視緩いなら全員で刃向かえば人間は負けるよねとか、逃げられるよねとか、アルファは野放しとかそれこそ海外行かれたらどうすんのとか。そもそもそんな面倒臭い事しなくても死刑制度復活させる方がリスクないんじゃとか。ひたすら人間が最低でしかなくて読んでていい気はしなかったのも、マイナス要因かも。主人公達に肩入れして当然読むけど、読んでる自分は人間だしなぁという。妻乞いの方で流石に唯一突っ込んでしまった部分のフォローが入ってたのは、お、と思いました。それでも足りないけど。あっさり飛月が解放された理由。今回もやっぱりクライマックスというか解決部分がかなりあっさりでした(笑)いや、それ、長年の苦痛とか、殺されてった仲間とか、諸々に見合ってなくないかという。シビアな設定なのに甘さが気になる…。そのシビアな設定ゆえの哀しい話なので。
切ないのは切なかったです。前作ラストでの睦月の可哀想なのの更に詳細が描かれる形だったので。月貴がそうしてた理由も判ったし。飛月を見てたから、生かす為に恋させたのですね。そして自分も救う為に。月貴が逃げずに向き合おうと決める部分、あぁあの3人はこういう気持ちだったのかと知る部分が良かった。結果的に同種同士だから、最後まで一緒にいられるんですね。飛月達よりもハピエンだなぁと思いました。堕ちても言葉判るし。あっちは完全なハピエンと言うには陰が。あれ?でも今回ので…いややっぱり堕ちたら処分なのかしら。組織がなくなったわけじゃないし。飛月達も海外とか逃げればいいのにね(笑)
続編と書き下ろしは後日読む。
読み終わりました。良い終わりだった。書き下ろし含めての完結という感じだった。うん。これは書き下ろしまで読んでのものですね。良かった良かった。飛月達も救われた!前作の終わりが好きだった人には申し訳ない的なあとがきありましたが、個人的にはこの終わりにしてくれて嬉しかったです。やっぱり先があまりない状態のままというのは哀しいから。ほっとしました。月貴達も。最後はうるっと。ご都合主義と言われようとハピエンが好きだ。マジカルエンドと最後書いてあって、苦笑したけどそれでいいです有難い。続編は朋と甲斐の話でした。本編より好きだったかも。朋は狂気じみてるけど本編から甲斐だけが好きなのが滲み出てたしかわいい。結局、猟獣制度は存続するんだなぁとかは思いましたが、メイン部分については良い終わりだったと思います。 -
☆4.5↑ 多少動物虐待等の描写があるので注
前作に勝るクオリティでした・・!大変面白かった・・!
遠回しに死刑廃止論批判、権力社会への抵抗などが
描かれていて大変じっくり読めます。
それぞれのキャラクターも魅力的で若干不安定な月貴×睦月編も
書き下ろしのあとがきSSで上手く締められたと思います。
そして妻乞いの方で消化不良気味だった飛月の自由や猟獣制度など
明かされるので良いフォローになるかと。 -
「獣の妻乞い」のスピンオフです。
今回は月貴×睦月と、甲斐×朋の2cp。月貴×睦月は「妻乞い」でも、かなり登場していて印象的でした。イラストでも月貴ステキ。携帯から、女たちのメールリスト消去するところなんか、倒れそうによかった。
いっぱい猟獣キャラが登場するけれど、性格の書き分け方がすごくきちんとしていて、それぞれのキャラクターの魅力が際立っています。なので、現実離れした設定なのにリアリティーがあって、納得できるストーリーです。
特に、月貴の睦月への愛情がすごく深くて、じんときます。睦月の月貴を想う気持ちも健気!
猟獣として生きることを余儀なくされている睦月たちは何度も追い詰められ、「廃棄」の危機にもさらされ、それでも愛することによって、救いがあります。
「獣の伽人」の甲斐×朋cpも、この物語全体の顛末がきちんと書かれているので、犯人探しの答えがわかります。
朋がちょっと凶暴な?キャラで恐かったけれど、これ読んで印象が激変。むちゃくちゃせつなくなりました。。。甲斐は朋のこと、大事に大事に育てていたんですね。
最後のSSで読者がほっとするエンディング用意されています。
全プレの小冊子では、さらにその後、月貴×睦月、飛月×尚季、朋×甲斐など全員揃ってラブラブ自慢全開になってました。
幸せそうで何よりです。 -
前作とはカプも変わり、研究所サイドのお話が2編。時系列が前作と並行している部分もあるので、前作のサイドストーリー的にも楽しめました。人間の都合で造られ、人間の勝手で消される猟獣。過酷な宿命を背負わされながらも、一途な愛を貫き命の重さをも受け止めようとする彼らに何度も涙を誘われました。本編ラストで明かされる朋の「ただいま、父さん」に籠められた真意がとても重かったですが、前作のエンドの切なさもこの作品で救われているので満足できました。