いとしのニーナ 4 (バーズコミックスデラックス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 496
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344820913

感想・レビュー・書評

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  • 被害者と加害者の恋物語。
    途中までは大好きだったんだけど
    (序盤の二人のイチャラブシーンとか、
    愛し過ぎてキュンキュンしまくった)
    最終巻がなんだか切な悲し過ぎて
    全巻揃えてから手放してしまった。。。
    でも終わり方としては嫌いじゃない、んだけど、
    厚志がやるせなくてやりきれなくて辛くなった。
    ニーナが自分勝手で自己中に思えてしまった、が、
    あんなことがあったら、それは仕方ないのだろう、
    どんなに牛島の回想や背景等を綺麗に描いたとて、
    ニーナの恐怖心は多分一生消えない、怖過ぎる。
    それでも少しの希望を見出せるかのようなラストは、
    厚志にとっては救いだし、奇跡なことなんだと思う。
    がんばれあっつ、うまくいけふたり、
    と、願わずにいられない。

  • いくえみさん大好きです。

  • 謇狗エ吶?縺ィ縺薙m縺ッ縺ェ繧薙°繝?Φ繧キ繝ァ繝ウ荳翫′縺」縺溘?

  • 主要キャラクター
    外山厚志 青田新名 押川正行 牛島清貴 麻美 牛島雅

    「被害者」と「加害者」について。拉致された高校生。拉致犯に加わった高校生。その背景。全4巻にまとまった作品。

    せつないの一言。厚志が書いた手書きの手紙、丸めてくちゃくちゃにしてしまったけれど、その内容が心にしみる。もしあの手紙が届いていたならとも思ってしまったり。そう言う話の持って行き方がうまい。
    小学生の雅くんの話し方に表れる、難しい言葉を使ってるけど幼い感じなど、いくえみ先生の描く人間像に魅入られます。

    このエンディングは、作者の優しさであり、問いかけかなと。
    二人がどうなったか、はっきりと書かれていないけれども、含みを持たせることによって、読者がそれぞれの心に従って、結論を出すことが出来る感じ。まるで読み手ひとりひとりが、ニーナになったかの様に。

  • 昔に読んだ時は、何故ニーナが牛島が怖くなくなったのかが全然分からなかったのだけれど、再度よんだら、なんとなくわかった気になった。

  • やっと4巻で完結しました。長かった。っていうか、なんだかニーナがひどい女の子に思えるんですけど・・・。ひどい目にあったのはニーナなのに。厚志がかわいそうすぎるからかな。なんとなくいろんな伏線が回収でききらないままな最終巻だった気がします。最近のいくえみ綾さんのマンガは自分の中で当たり続きだったので、これはちょっと残念だったかな。最初の設定に無理がありすぎたのかも。でも冒険した作品だと思います。最後にニーナと厚志の間にまた交流が生まれそうな希望のあるラストはよかったです。

  • あっつとニーナ、ナイスカップルだと思うので、ハッピーエンドってことにしました。

  • 読みごたえがあった。ニーナの、可愛い女の子に留まらないキレ具合も良かったし、牛島弟もませてて愛すべき存在だった。でも、やっぱ犯罪は犯罪で、人の心に与えた恐怖をそうそう都合よく塗り固めるのは無理なんだろう。まあでも。でもいいじゃん!別れたけど素敵な出会いだったのだから。友達も失わずにすんだのだから。

  • 1~4読了。

    ニーナの本当の気持ちは果たしてどうだったのだろうか

  • 再読 2012/08/28

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著者プロフィール

いくえみ綾(いくえみ りょう)
1964年生まれ、北海道名寄市出身。ペンネームは、くらもちふさこ作品『小さな炎』『白いアイドル』『糸のきらめき』三作、各登場人物の名前に由来する。
1979年、14歳のとき『別冊マーガレット』「マギー」でデビュー。2000年『バラ色の明日』で第46回小学館漫画賞、2009年『潔く柔く』で第33回講談社漫画賞少女部門を受賞。
代表作はのきなみ映画・ドラマ化されている。実写映画化された作品として、2013年に長澤まさみ・岡田将生主演の『潔く柔く』、2018年に小瀧望(ジャニーズWEST)と黒島結菜主演の『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』。テレビドラマ化された作品としては『あなたのことはそれほど』があり、2017年ドラマ化。内容と、主演の波瑠、助演の東出昌大が高い評価を受けた。
愛猫家としても知られ、コミックエッセイ作も描く。『彼の手も声も』における青い水着・白のタンクトップのワンカットが、渡辺満里奈の写真集の衣装をモデルにしていたことで話題になった。

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