花は咲くか (3) (バーズコミックス ルチルコレクション)
- 幻冬舎コミックス (2011年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344823808
感想・レビュー・書評
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はぁ~ドキドキと切なさと…。
恋…してるんだなぁ~いいねぇ!
そういう、ひとつひとつを丁寧に描いていて、だからなかなか進展しなくても、ジリジリせずに読めるのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一巻からゆるやかに進んでいた話が、二巻で桜井が動き、今回は蓉一が動いたことで一気に物語が動き始めます。
ますます続きが楽しみに((∩^Д^∩)) -
巻を重ねるにつれ、穏やかな風だったのが春の嵐になる予感。
全部をなぎ倒す力強さではなく、周囲の気持ちを浮き立たせるような一陣の風。
純粋がゆえに、一歩間違うと空気読めない男になりつつある蓉一(笑)
でも凄い変化だなぁ。
今までどうでも良かった事柄が、桜井さんと出会って全部に意味を持ち始めてる。
人の気持ちは打算では動かないけど、恋なんて最たるものだね。
自分でもどうしようもない衝動だからこそ、貴重で大切な気持ちなんだろうな。
大人社会が絡んでくる分、他のBLと一線を画してリアルに感じる。
次巻、どう動く桜井…!? -
ちょっとずつ進展する2人の関係に焦れつつも萌えっぱなしでした。
次巻でどれだけ進むのか楽しみです。 -
大好きな日高さんの作品。
初恋のきゅんきゅんした気持ちを思い出させてくれます。
キスだけでこんなに悶えさせてくれるなんてさすがです。 -
ひきつづき三巻へ。
もどかしい感情を表現されていて、全編においてどうなるのか、はらはらしていた。
どこか応援したくなるキャラクター達がこれからどのように変化していくのか楽しみ!
恋なのか、なんなのか。
強い感情というものは面白く怖いんだなーっと再認識。
続きがはやくでないかな・・・。
待ちわびる日々ですね。 -
初めて口付けをしてから逃げている桜井。
そんな桜井に対して誰にも興味を持たなかった蓉一が動きます。
恋ってすごいなあ、と思います。
人の行動までガラッと変えてしまう。
蓉一に興味を持って強引に下宿してきた藤本の存在も皆に影響しているのかも。
大手広告代理店の柏木さんとか、水川本家長男で菖太の父親もものすごい存在感ですし~登場人物が個性的で面白い。
それにしても大人のずるさなのか、いい雰囲気になっているのに栄転を選ぶ桜井ってどうなのでしょうか?
その点蓉一の方が肝が据わっているしすっきりしている気がします。
そこが苦渋を舐めてきた大人と子供の差なんだろうか~
巻末にある子供時代の水川家の皆とその頃の桜井の絵がありましたが、19歳の差って恐ろしいですね~
しかし、蓉一は子供の頃から綺麗だな☆ -
蓉一の花のつぼみがほころびはじめましたね。他のBLと比べたら大した進展ではないかもしれないけれど、この作品に関しては大進展!萌えました。
そして蓉一の育ってきた環境も詳しくわかるにつれ、桜井に惹かれた理由もじんわりわかってきました。
桜井だけが、蓉一を父親の姿と比べたりしない存在で、彼自身を見つめてくれる大人だったんですね。
それが恋だと気づく過程も自然で、まっすぐで胸キュンでした。
ノンケの桜井と、恋はおろか他人との交流も苦手で何にも知らないまっさらDTが心を通わせて、次第に相手が好きだと気付いていく過程にものすごく納得できて頷けるのが嬉しい。突っ込みどころがありません。
蓉一はまだ10代なので、38歳の桜井との年の差を考えただけでもかなりドキドキ感があります。経験がない蓉一がキスひとつにも桜井に従順なのは、こっちもドキドキするんだけど、桜井は年長としての罪悪感さえ感じてしまうくらいもっとドキドキなのかも。
そう思いながらも桜井は「忘れかけていた感情」に積極的に身を投じていきます。そんな桜井のキスにおとなしく応じる(びっくりするくらい)蓉一に萌え。
たかがキスシーンで、ってお思いでしょうが舐めちゃいけません。
そのくらい丁寧にじっくりと描かれているということなんです。連載時よりかなり加筆修正が入っているのも、日高センセの思い入れが感じられて、作品に対する愛着を感じちゃいます。
下宿というには立派すぎるお屋敷が、登場人物が増えてますますにぎやかです。菖太の生い立ちや藤本の性格なども細かく描かれていて興味がわきました。どのキャラもみんな生き生きしてるので楽しく読めます。
蓉一が桜井の家にお泊りしようという決意ができたというのはすごい進歩!二人がついに結ばれるその日が待ち遠しいんですが、それはまた次のお楽しみです。
それに、すんなりとはいかない案件付きで続いていますね… -
作者買い。
このじれじれ感が好きだー。やっぱり日高さんの話はいいなあ。
そして替えのパンツまではまた1年くらい待たなきゃいけないんでしょうか。