一途な玩具 (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344830974

作品紹介・あらすじ

十歳で愛人の子供として嘉嶋家に引き取られた一希は、いつしか異母兄の志朗に恋していた。そして大学生になった今は、志朗の部屋に呼ばれたときだけ身体を重ねる関係に。自分が本当は嘉嶋家当主の子供ではないと知る一希は、真実を告げて志朗に会えなくなるのを恐れながらも、今だけ、身体だけでもいい-そう思って暮らしていたが…。

感想・レビュー・書評

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  • 御景先生のイラストが最高だったのと、主人公がすごい可愛かったのはわかったけど、結局最後まで「謎(嘘)」にとらわれて、ストーリーそのものがおざなりだった感が否めずでした。

  • 異母兄・志朗×弟・一希。ウ~ン… 表紙やタイトルのイメージとは違ってたかな。誤解と言葉足らずでスレ違ってグルグルしてって感じのお話。でもイマイチ一希が苦手というか合わなかったので余計に嵌まらなかった。志朗の気持ちも見えないので、ただの狡い人に感じちゃいました。

  • 実業家×大学生(義兄弟)

  • (感想)

    お互いがお互いを勘違いし
    会話がないので、そのズレに気が付かず
    でも好きだから我慢し
    やっと最後の最後に受けの感情が爆発してハッピーエンド。
    と、淡々と読んでおしまいでした。

    小さい頃の受けサマの健気さとか子供ながらの思いとか
    感情移入していくかなと思ってたんですが
    攻めサマの気持ちがハッキリしないのと
    すれ違いが長すぎて、途中でもういいかなって(^^;)

    最後に少し甘い部分が見られたのですが
    どうせなら後の甘い部分をもっとたくさん読みたい感じです。
    だって設定としては大好きな年の差!!
    攻めさまの感情もハッキリと出てきて
    面白くなったところで、本当に終わりだった…

  • もっと切なくなるかな?と思ったんだけれど、この一希の性格がイマイチ好きになれなかったんですよね。 それが原因で乗り切れなかったかな~。 いつもの健気さはあるもののなんかちょっと違うのは自分可愛さでずっと真実を打ち明けられずにいるからかな。 兄もずるいよねぇ。ちゃんと言葉にしないくせになんかこれだと本当の身体の関係だけって感じがしますもんねぇ。 そう!甘さが足りないんだよ

  • 義兄弟もの。

    弟が本当の子ではないということからずっと後ろめたい気持ちで過ごしてきて、INな性格。
    兄は感情乏しく、リアリスト。

    兄は意外と言葉少ないけど行動で表しているんだけど、自分がいるからみんながおかしくなると思っている弟は自分を殺して生きているわけで、なんだかすごく可哀そうだけど、意外と我儘な部分もあり・・・・

    弟のお母さんの元恋人に拉致られる場面で、元恋人が思い直すシーンは、もしかしたら甘い!ってなるかもしれないけど、これはこれで良かったかなぁと思う。
    実際に自分の子供にしたいと思っていたくらい大切だった子なわけで、自分の生活や行先を考え欲に目がくらんだのは確かだし、それをちゃんと省みてもう二度と会わないと決別した元恋人の気持ちを汲んであげたいなぁと。。

    寧ろそのあと、嫉妬から強引に弟を抱き続けた兄の方がどうかと思ったけどww

    収まるところに収まりめでたし~だったけど、SS的なのは私にはいらなかったかなぁと。
    兄の自分勝手差が露呈していただけの様な・・・

    しかし、義父が本当いい人で良かった。

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