弟と僕の十年片恋 (幻冬舎ルチル文庫)

著者 : 黒枝りぃ

• 幻冬舎コミックス (2014年10月15日発売)

作品紹介・あらすじ

1985年。高校生の卓は5つ下のやんちゃな義理の弟・旭と複雑な家庭内でぎくしゃくしていた。でも巷で流行っていた噂話-"99年に世界が滅びる"時、大事な人が助かるおまじないを旭が自分のためにしたと知り、弟の秘めた本心に胸が熱くなる卓だった。"世界の終わりには一緒にいようね"、子供の頃の他愛ない約束を胸に、兄弟の10年以上もの恋が始まる…!!

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2019年8月8日]

義理とはいえ兄弟だからか、素直になりきれなかったり、自分の気持ちを認められなかったり、意地をはってみたり...。色々なすれ違いが起きる。素直になればいいのに。と言うのは簡単だけど、やはり難しいだろう。それでも、相手のこと、家族のことを考えて行動する２人を見ると、早く幸せになって欲しいなぁ。と思った。
２人がじゃれているところが、可愛いし、和めてとても好き。一緒にいると子供に戻るところも。

[ちびねこさんの感想 · 2018年9月19日]

義理兄弟。「お兄ちゃんのばかぁ」ハーフ弟ツンデレ攻め(笑)小学生からの成長ものはイイねぇ…。80年代に始まり、ノストラダムスネタに驚いた。地球滅亡から救うおまじないとはちみつレモンのエピにほっこり萌えた。出だしはそこそこ萌えたけど、話が進むにつれてあまりノれなくなってしまった。
そしてどこぞのツンデレ妹系ラノベかという台詞にたびたび賢者タイムがおとずれる…