同居社長に甘やかされてます。 (幻冬舎ルチル文庫)

  • 幻冬舎コミックス
3.58
  • (1)
  • (7)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344842984

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ▼あらすじ
    「金、金。あんたはそればっかりだな」。
    社長・御影の経営するアート販売会社の稼ぎ頭だった版画家は、捨て台詞とともにきっぱり引退。収入激減のピンチのさなかで御影の目を惹いた象眼細工は、人間国宝・小松清祥の孫・拓未が作ったものだという。丸眼鏡にださださのシャツ、身長は160程度のへにょっとした風貌の拓未は御影のイメージとはかけ離れていて頼りない……。
    就職するという拓未をまたアートの道に引き戻したくて、だらしない生活を送る拓未の面倒をみようと強引に同居を始める御影だけど!?

    ***

    ストーリーの完全度:普通
    トーン:あまあま・ほのぼの
    エロ度:低い
    萌え度:普通
    総合評価:★4.0

    積み本崩し。初読みの作家さん。
    表紙の雰囲気通りの、ふわふわであまあまな作品でした。重ためな作品を読んで気持ちが沈んでいる時に読むには丁度良い軽さの作品だと思います。
    ただ、最初から最後までテンポが良過ぎて全体的にあっさりめな印象になっている事と、急な展開が多いのは少し気になったかな。おいおい、それでいいのか…と思わずツッコミを入れたくなるシーンもしばしば…(^^;)

    特に恋愛面では受けの事を金づるだ金の卵だと言っていた攻めが割と早々に心変わりするので、その辺の気持ちの変化はもっと丁寧に描いてほしかったです。
    あとは当て馬キャラの扱いが雑だった事が少し引っ掛かったかな。一悶着起こるかと思いきや拍子抜けするくらいあっさり片付けられてしまったので、もう少しストーリーに噛ませてくれと思いました。ぶっちゃけ、何の為に存在していたのか分かりません(笑)

    それでも読みやすいお話でしたし、何より攻めと受けの会話が可愛らしくて大変癒されました。特に受けが良かったですね。ぽわぽわした雰囲気と天然な感じがもう可愛くて可愛くて…めっちゃツボでした♡
    しっかり者と天然という組み合わせも、王道ながら良かったです。この二人のイチャコラだったら永遠に見ていられる自信ある…(笑)

    ライトな作品なので読み応えはそれ程ありませんが、その分癒し度はかなり高いので、あまあま・ほのぼの系の作品が好きなら楽しく読めると思います。特に疲れた時に読むのがオススメ!

  • 画商×象眼細工作家
    金づると言いながら作家を大事にする御影が好印象。
    制作に葛藤があっても、恋愛に葛藤はなく二人ともすんなりお互いを受け入れる所がよかった。

  • 画廊の社長×人間国宝の孫
    とある店で知った作品から拓未のことを知った御影はどうしても彼に作品を作って欲しいと、押し掛け同居。
    しかし拓未にはもう作品を作りたくない理由があって…

  • ラブラブ甘々〜。

  • 間之あまの氏かと思った。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

(なつのえだまめ) フルール文庫『うなじまで、7秒』(メディアファクトリー)にてデビュー。

「2016年 『蜜月契約 ~ラスベガスの恋人~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ナツ之えだまめの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×