ヴァンパイアと子守り恋夜行 (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344843844

感想・レビュー・書評

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  • 良かった。
    設定もキャラも子供も大筋も好みだったし、すれ違いからの出会いの思い出と決定的な事件からの幸せの日々と、一貫してお互いを好き合って表現、からの泣きまくる夜壱の可愛さね!
    文章構成もすごく素敵だったし、分かりやすく読みやすくて、めっちゃ感情移入して感動できるお話だった。
    子供モフモフとかスパダリとかミステリ風味とか、いろいろ盛っても決して無駄にしない、全てを美味しく調理してだされた感じ。
    小中先生素晴らし過ぎる!

  • ヴァンパイア同士で元恋人同士、数十年ギクシャクしてるところにお子様が来て、という定番ではないヴァンパイアもので面白かった!すれ違い切ない〜

  • すれ違いが続いていた吸血鬼カプ。
    訳アリの子供たちを保護するうちに、誤解が解けていくお話。
    互いに時間が無限にあるから、修復するきっかけを失ったままズルズルしてしまったっていう二人。きっかけがあって良かったね。
    ただ、子供たちは可愛いけど、結局はよその子なのでその事情にどっぷりハマることもなく読了。カプの過去話はじっくり読みたかったくらい良かったけど、その分子供たちのエピが蛇足に感じたのは否めない。カプの話に浸かりたかったな~。

  • ★3.5

  • 最近、受が大好きで優しい攻を見ることが多かったから、このめっちゃ塩対応の攻が新鮮でした。名前すらまともに呼んでくれなくて「おい眼鏡」呼ばわり。「掃除しとけ」「耄碌じじぃみたいにくっちゃべってないで手を動かせ」と口を開けばお小言、視線はブリザード。
    この人たちの馴れ初めはどんなんだったの、ラストはどうなるの、とワクワクしながら読みました。
    結局、お互いの誤解と自分への自信のなさによる擦れ違いだったことがわかったんだけど、闇弐の苦しさ、夜壱の寂しさの描写に、ティッシュ何枚も使って泣きながら読んだ~

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著者プロフィール

小中大豆(こなかだいず)・作家・白泉社「指先がすれ違う」にてデビュー・現在、BL各レーベルで執筆中

「2022年 『王さまのがっこう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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