金色の花に永久の約束 (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344845237

作品紹介・あらすじ

金木犀の花が咲く頃、必ず見る夢がある。和奏は大切に抱き締めてくれるその人のことをいつしか「王子様」だと思い、現実でも会いたいと願ってきた。一人暮らしを始めた和奏は、偶然出会ったカフェオーナー・小野坂を一目惚れの勢いで好きになってしまう。この人こそが、と思い定めるが、彼には金木犀の季節に探し続ける忘れられない人がいて――。

感想・レビュー・書評

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  • 初読み作家さん。実は作者間違えての購入。だからAmazon検索嫌い。

    経緯はともかくとして、この本との出会いはそう悪いものではありませんでした。
    クライマックスじわっときたし。
    ただちょっと普段読んでいるものにくらべて、文章のテンポがスローなのが読みにくかったかな。
    あと予想よりだいぶファンタジー。

  • 無愛想なグリーンショップのオーナーの小野坂と話しやすい印象のカフェの店長の新田と出会った和奏。タイプの違う小野坂と新田の遠慮のないやり取りが楽しい。そんな2人に戸惑う和奏も。小野坂にどんどん惹かれていく和奏。自分なんか。と不安になったときは、兄のような新田の存在は大きかったかも。和奏の不安が全てなくなるには時間がかかるかもしれないけれど、これから先の小野坂との関わりで落ち着いていくといいな。

  • グリーンショップオーナーの小野坂×大学生の和奏。
    小野坂のカナへの執着はよくわかるんだけど、和奏への気持ちやしぐさへのあらわれが少なかったなという印象。戸惑いもあってほぼほぼ避けてた感じなので。和奏視点のせいもあるかも。和奏は第一印象で惹かれるので、あまり小野坂への想いへの共感がしづらく、したがって小野坂のよさというか、どういうところがいいかみたいなのがあまり感じられなかったのが残念。小野坂視点の短編では想いが溢れているので、こういうのもっと読みたかった。切なさというには足りず、終盤まで甘さがないのでそこもちょっと物足りないかも。
    表紙がとても素敵です。

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著者プロフィール

1999年にデビュー。「鬼の求婚~桃太郎の受難~」「風神×雷神」「夢詠みかぐや」などを執筆。

「2023年 『魔法遣いは魔王の蜜愛に篭絡される』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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