偽善エネルギー (幻冬舎新書 た 5-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981485

感想・レビュー・書評

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  • To be honest, I've been skeptical about the author's opinion so I didn't feel like purchasing his books. But finally, I got this one.
    Fortunately, I didn't find so much unreason after reading it. And I'd like to summarize the author's view.
    1.Global warming may not, or probably will not occur.
    2.Energy resources are sustainable for more than three thousands years as long as nuclear power safety problems of earthquakes and other natural disasters are solved.
    3.In the end, future people will become indifferent about envionmental problems and will enjoy their lives happily.

    I agree with his view about 2, and it is difficult for me to accept 1. In my opinion, we should always expect the worst just in case. In the future, it will be all right if serious climate change doesn't happen, but if future environment becomes out of conrol what can you do? It is too late when global warming-induced disasters have actually occurred worldwide.
    I'm afraid that his view about the possibility of the catastrophe is too irresponsible and optimistic.

  • ”風力発電のことを考えるとき大切なことは、人間だけのことを考えて「風はムダに吹いている」
    と考えるのをまずやめることです。”

    「環境」をどう捉えるのか?

    安全性に絶対を求めるのではなく、危機に備える(我々日本人の陥りやすい罠ですねえ^^;)


    この本の内容全てが真実とは思わないが^^;このような見方・考え方は持っておくべきだとは思う。

  • 明瞭すぎて逆に不安になる本。真偽は今のところおいておくとしても(疑っているというより、納得ができていないという感じ)世の中には自分の知らない考え方があるんだなぁという感想を持った。
    随所に顔を出す「政府陰謀論」的主張がちょっとトンデモ風味だなぁと思いつつ、昨今の環境問題論は確かに著者の言うとおりそもそもは科学的問題のはずなのに政治問題に歪められている感も否めないから一概には切り捨てられないかな、とも。ただオレの結論としては「保留」で。
    てか、武田邦彦という人はもっとトンデモな人かと思ってたので、思ってたよりずっとまともな学者だと思った。学者というより、ざっくりした考え方はむしろ工学屋的だ。
    あと、今この人は河村市長のもとで名古屋市の市政のアドバイザーをしているとのこと。これについてはなんか妙に納得。名古屋ならアリだな、アリアリ。

  • 個々の意見表出?は、それなりにわからなくもないし、環境ファシズムや現代のクリーンエネルギーへの過度の期待を鎮める視点としてはいいが。
    ちょっと断定しすぎ。

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著者プロフィール

1943年東京都生まれ。工学博士。専攻は資源材料工学。
東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業に入社。
同社ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学教授、名古屋大学大学院教授を経て、2007年より中部大学教授。
テレビ番組「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)などに出演。
著書『ナポレオンと東條英機』(KKベストセラーズ)、『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』3部作(洋泉社)他ベストセラー多数。

「2017年 『武田邦彦の科学的人生論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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