想いー三茶の焼肉、世界をめざす

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  • アメーバブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344990258

作品紹介・あらすじ

私の本を読んで「自分も起業家になりたい!」「自分の夢を叶えたい!」と感じてくれる人がいるのなら。そのための助けに少しでもなれるのなら。そして、この本を読んで、行動を起こし、夢を叶え、日本の経済や社会を変えていけるような若者が出てきたらどんなに素晴らしいだろう。笑われるかもしれないが、そんな想いで執筆にあたった。牛角、am/pm、成城石井…を率いる。39歳で年間店舗売上3900億円を誇る男、感動の手記。

感想・レビュー・書評

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  • 牛角創業者本人による回顧録。
    http://mediamarker.net/images/icon_binder_desc.gif
    牛角の成功は、西山氏の原体験が大きく影響している。要約すると以下の三点ということになるであろう。

    1.職人を必要としない経営

    2.お客様に驚きと感動を

    3.従業員はパートナー

  • 大卒で飲食に関わっている人がこの時代に読んでいたら、牛角に転職したいと思うかも。店長やっている人は、今読んでもきっとよいモチベーションになると思います。

    牛角にはそれほど感動した記憶ないし、西山さんのことも知らなかったのですが、あるきっかけでこの本を読みました。

    ひとことでいうと飲食業ではよくいるオラオラ系の社長。
    そして熱い。
    ただし、著書にも書かれているように飲食でも“パッション”だけではビジネスは継続していけない。“サイエンス”、マネジメントが必要だと説いていることに共感。仮説、検証、改善。

    また、従業員からのフィードバックをもとにした社内組織風土診断調査で「ワンマン社長」のレッテルを貼られ、それを素直に受け止めて努力したという。口で言うほど簡単ではありません。本当に尊敬します。

    共感できるは部分は多々あったのですが、結局、買収したam/pmや成城石井の業績不振などで(事実は分からないが)西山氏はレックスHDから退いている。ネットで調べるとそのころのドタバタが描かれており、この本に書かれていることもやはり説得力が薄れてしまう。

    どんなストーリーがあろうとも、ビジネスは、やっぱり“結果”、resultsが大事です。

  • 牛角という焼肉チェーンを率いる西山知義さんの、

    『想い』という本を先ほど読み終りました。

    あまりに面白くて一気に読破。



    いまでは人気焼肉チェーンとして全国展開している牛角も、

    最初は三軒茶屋にある17坪の小さな焼肉屋から始まった。

    もともとは不動産会社を経営していたが、

    「お客様にとってかけがえのない存在」

    になるため、まったくの素人として焼肉ビジネスに参入する。

    この第一店舗目の立ち上げが最高にエキサイティングなんです。

    読んでて本当に面白い^^


    焼肉屋について何の知識もないところから始めるので、

    もうありとあらゆる手段で焼肉について学んでいく。

    そのエネルギッシュさは、お店の立ち上げにはぜったい必要なものだ。

    いろんな焼肉屋さんへ偵察に行くのはもちろんだけど、

    面白かったのが焼肉屋さんのための月刊誌「焼肉店」という雑誌で、

    肉のさばき方からタレの作り方まで学んだというところ。

    本当にゼロからなんやな!と驚く。


    他店から、業界紙から、マクドナルドやサイゼリアなど大企業から学び、

    失敗すらも糧にして、ひたすら改善を繰り返していく。

    自分の直感を信じ、信念を貫いて突き進んでいく。

    一軒目のトライ&エラーがあるからこそ、

    後の大発展に繋がっていく。

    すべては想いから始まるんやね。

    本当に学ぶことの多い本でした。



    「プロにはない発想で、プロの領域まで味と技術を高める」

    「食べに行く側の私が直観でおいしいと思うものは、きっとお客様の心を掴むはずだ。
    それが理想の焼肉屋への唯一の道だと信じていた」

    「牛角という店の名前も、牛の角をアンテナに見立てて、『いつでもお客様の声を聞き、より良い店に変えていこう』という意味を込めて名付けたものだ」

    「かつて私にとって成功とはお金持ちになることだった。しかし今はもう、それはどうでもいい。収益はあくまでも、お客様に喜んでいただく結果としてもたらされるものだからだ。
    「いくつもの失敗を経験し、会社の、そして自らの存在意義について考えてきた」
    「感動創造。それこそが当社の最高の目的なのだ」

    「『経営の3つの要素』とは、
    『優れた経営戦略』
    『好ましい経営風土』
    『適切な経営管理』なのだ」

    「本を真に受けてはいけない」

    「【理益】造語だが、「感動創造」という当社の理念に基づいた利益のことをそう読んでいる」

    「うちのお店の悪口を言ってくれたら300円払います」

    「苦言は解決の始まり。話してくれて感謝こそすれ、煙たがる必要はない」

    「もっとも重要なのは、売ることではないのだ。
    売れた後に、お客様にどう思ってもらえるかだ」

    「大切なのは情熱と科学だ。パッションとサイエンスだ」

    「夢のようなことを言っていても、楽観しているだけでは、夢は実現しない。すべて自分の力量でなるようになってしまうものなのだ」


    これからのコスモス治療院に必要なことが書かれていたと思う。

    貪るように読んでしまった。

    読んでいてワクワクしたり、ハラハラしたり、泣きそうなったり、

    感情を思い切り揺さぶられる本でした。

    素晴らしい本に感謝です!

  • 読むとやる気でる!

  • 今や全国展開する牛角の創業時での話。
     最初は、不動産業を始まるがフリーの不動産をしている人を雇い、経営がうまくいかずに辞め、飲食業界へと参入してきた。成功してきた人の苦労話はよくある。背表紙での”泣ける”まではいかなかった。

  • 割りとよくテレビでお見かけする「牛角」の西山社長の本
    帯にある藤田社長の「泣けた!」って言うのはよく解らなかった
    こう言ったのは代筆で書いてもらった方が劇的に読めるのではないかな

  • 牛角創業者本人による回顧録。<br />http://mediamarker.net/images/icon_binder_desc.gif<br />牛角の成功は、西山氏の原体験が大きく影響している。要約すると以下の三点ということになるであろう。<br /><br />1.職人を必要としない経営<br /><br />2.お客様に驚きと感動を<br /><br />3.従業員はパートナー

  • 読んでおくべき。

  • 手術後の

    奥さんの「あ、り、が、と。」で、

    マジで泣きました。

  • あの焼肉「牛角」西山社長による自分の半生をふりかえった本です。もともとは不動産業を経営していた彼がどのような思いで焼肉屋を営む決意をしたのか、そして妻が病に倒れたのだがいかに支えあったのか。夢はまだまだ続きそうです。

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