先見、行動、人脈力 (ゲーテビジネス新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344992078

作品紹介・あらすじ

今や理工系私立大学の雄である芝浦工業大学。その軌跡は明治から昭和にかけて、有元史郎という一人の男の情熱からはじまった。金もコネもないなかで、「技術者の地位向上」を胸に奔走。日本を代表する技術者たちを教授陣に招き、科学技術立国日本の礎を築いた有元史郎の、驚くべきプロデュース術を公開する。

感想・レビュー・書評

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  • 当時、職工と大卒エリートの間を取り持つエンジニアが必要だった。エンジニアの地位も低かった。日本を農業国から工業国にする必要があった。それが芝浦工大の始まり。
    立地を芝浦に選んで、東大や慶応の教員たちが学校の行きかえりに立ち寄って講義をするのに交通の便がよかった。
    人脈作りの重要性を知っていた史郎は自分たちの息子を全員学習院に通わせた。当時学習院は華族でなくては入れなかった。管轄も文部省でなく宮内庁だった。

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著者プロフィール

1970年、京都市生まれ。1993年、大阪大学法学部卒業後、国家公務員Ⅰ種(法律職)として採用される。国土交通省大臣政務官付秘書官、首都機能移転企画課課長補佐、観光地域振興課課長補佐(総括)、都市鉄道課企画調整官等を歴任。2007年には人事院在外研究員として英国文化・メディア・スポーツ省及び英国政府観光庁Visit Britainに在籍し、英国観光政策を研究。2009年7月より東京財団にて地域再生政策分野のプロジェクトを担当し、新しい地域再生政策研究会及び地域伝統産業活性化勉強会を主宰。地域再生、総合特区制度に関する政策提言、米国ポートランドのまちづくりや東日本大震災の復興に関する論考を取りまとめるなど積極的に政策提言活動を展開している。専門分野は、地域再生、観光政策、交通政策、国土計画。

「2011年 『地域の力が日本を変える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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