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- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344992078
作品紹介・あらすじ
今や理工系私立大学の雄である芝浦工業大学。その軌跡は明治から昭和にかけて、有元史郎という一人の男の情熱からはじまった。金もコネもないなかで、「技術者の地位向上」を胸に奔走。日本を代表する技術者たちを教授陣に招き、科学技術立国日本の礎を築いた有元史郎の、驚くべきプロデュース術を公開する。
感想・レビュー・書評
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当時、職工と大卒エリートの間を取り持つエンジニアが必要だった。エンジニアの地位も低かった。日本を農業国から工業国にする必要があった。それが芝浦工大の始まり。
立地を芝浦に選んで、東大や慶応の教員たちが学校の行きかえりに立ち寄って講義をするのに交通の便がよかった。
人脈作りの重要性を知っていた史郎は自分たちの息子を全員学習院に通わせた。当時学習院は華族でなくては入れなかった。管轄も文部省でなく宮内庁だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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