アはアナキストのア (さかのぼり自叙伝)

著者 :
  • 三一書房
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784380160035

作品紹介・あらすじ

「私はなぜアナキストになったのか?」
 著者自らその問いにこたえる形で、現在から半世紀以上前の敗戦の廃墟に立った若き日の記憶へと回想していく。
 本書は著者個人の倒叙による歴史であると同時に、同時代を生きた人々の運動と人生の軌跡でもある。
 鶴見俊輔との交友、編集者としての林達夫や久野収等との思い出、仲間だと思っていた人間との対立、異国で志を同じくする人々との出会い、組織の離合集散・・・様々な経験を現在からさかのぼる自叙伝。
 これは20世紀の日本アナキズム運動史であり、その時代を作った人々の歴史だ。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1927年名古屋市生まれ。1950年東京大学文学部哲学科卒業。在学時からアナキズムに傾倒し、日本アナキスト連盟に加盟、機関紙の編集を担当。卒業後平凡社に入社。平凡社では編集局長、出版局長、取締役を経て1986年退社。
著書に『自由と反抗の歩み』(後に『アナキズム思想史』と改題)『大杉栄研究』『忘れられぬ人々』『アはアナキストのア』など。共編著に『われらの内なる反国家』(内村剛介共編)、『虚無思想研究』、『土民の思想 大衆の中のアナキズム』、松尾邦之助『無頼記者、戦後日本を打つ 1945・巴里より敵前上陸』の編・解説など。翻訳にハーバード・リード『アナキズムの哲学』、E・H・カー『バクーニン』等。

「2020年 『石川三四郎 魂の導師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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