モチベーション・マネジメント

著者 : 榎本博明

• 産業能率大学出版部 (2015年4月28日発売)

作品紹介・あらすじ

仕事で勉強でもスポーツでも、いくら能力があっても、モチベーションが高まらなければ成果は期待できない。成果を上げるためのモチベーション・マネジメントバイブル。

感想・レビュー・書評

[RA101Eさんの感想 · 2016年5月16日]

部下のマネジメントについて、上司や講師から、研修や面談の形で一方的なマネジメントの方法を聞かされるだけでは、古くて恣意的な理解の範囲にとどまったままになりがちです。
古い上司の考えを、知らない間に真似してしまう愚を避けるためにも、研究者がまとめてくれた良い本に出会うことは大切だと思います。

本書は理論の選択が古すぎず、そして新しすぎないのがいちばんよいところだと思います。

[hito-skさんの感想 · 2016年1月20日]

分かったようで分からない各種モチベーション理論を網羅的にまとめた本です。理論の紹介が必要な場合に辞典的に使える一冊です。　和田

[chain25さんの感想 · 2015年10月16日]

古い通説を抑えつつ、最新の心理学理論をモチベーションのコントロール法を説明している。メジャー過ぎる通説は少し退屈で、やや組織の管理者向けの部分があるが、概ね分かりやすくて身近な内容

著者プロフィール

榎本 博明（えのもと・ひろあき）：1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒業。東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。心理学博士。川村短期大学講師、 カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在MP人間科学研究所代表。産業能率大学兼任講師。著書に『〈自分らしさ〉って何だろう？』『「対人不安」って何だろう？』『「さみしさ」の力』(ちくまプリマ―新書)など。

「2023年 『勉強ができる子は何が違うのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」