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- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784385431604
感想・レビュー・書評
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ガリレオの「新科学対話」に倣い、古代ギリシャのアカデミアでの「対話」の如く初等数学の面白さや歴史を語った本。
主に幾何が中心で、古代のエジプト人やシュメール人、中国人の解き明かした問題を、現代人の知見で再考する。古代文明において、幾何学に携わった人は役人でエリートだったわけで、それが現代では中等教育で学べるように門戸が開き、数学的思考が一般化されている。これが、2000年3000年の文明の進歩。そんなあたまえの事実にちょっと感慨を覚えた。
対話の登場人物の狩尾氏と出門氏は、それぞれガリレオさんデカルトさんに敬意を表している粋な計らいもあり。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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