- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784387900122
感想・レビュー・書評
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ずっとずっと読みたくてやっと読めた本。
荒廃的な生と死と朝と夜との印象が強い詩集。
私は谷川俊太郎さんの30代後半前後の作品が大好きだ。そして詩集だけでいうとこの詩集が1番好き。
生きることについて、幸せについて温かく励ましてくれる。
「朝」と「じゃあね」が特に胸に沁みて
沁みたものが涙となって。
(やなせたかしさんの詩集もサンリオから出てたやつすごく良くて、サンリオすごいな??) -
掴めぬ感情。本物の形。
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初期に買った谷川さんの本。想い入れが・・。
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至極当然の事ではあるが、改めて気付かされた。
詩って、
目の前に対象物があって、
(彼ら)の事を、どうしてもどうしても語りたくなって
哀しいとか、寂しいとか、キレイ、嬉しい、美しい…
出来れば、既製の形容詞なんかじゃなくて、
もっと心に寄り添った言葉を探して伝えたい。
そんな気持ちがむくむくと沸き上がった時に生まれるものなんだなぁ~
そして、
彼が伝えたい(彼ら)は名詞などに化して、そこに現れたりなどしないけど、確かに可視化されている不思議…
<対象物>は私の前ではただの<対象物>でしかないが、
詩人の前では涙を流したりもする。
羨ましくってしかたがない… -
2010.05.02 図書館
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結婚、子供、恋、家族、地球(自然と文明)、といったテーマの詩がまとめられています。
誰かの結婚式の祝辞に困ったら、愛の告白に困ったら、卒業生に送る言葉に困ったら、部下への訓示に困ったら、この詩集から、何かヒントがみつかるかも。
谷川さんがあとがきで「詩の言葉は私の中から生まれるのではなく、私を取って生まれてくるのです。それは私の言葉ではありますが、私だけの言葉ではなく、あなたの言葉でもあるのです」と書かれているように、たぶん、その、あなたが選んだ言葉は、あなたの言葉なんだと思います! -
古本屋で発見購入。子供に関する詩が一番せつないです。
色んな人に、落ち着いた気持ちでじっくり読んでほしい…寝る前や心が疲れたときに大変おすすめ -
特にないかな。
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今まで読んだ中で一番若い人だからか、結構共感できるというか、肌触りのいい物が多かった。
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日本語の素晴らしい響きがこの本にはあります。「みち」「ここ」「朝」「つもり」空に小鳥がいなくなった日、人は何をしていた?空は何をしていた?ぜひ読んでほしい作品です。