ミルトン (センチュリーブックス 人と思想 134)

著者 :
  • 清水書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784389411343

作品紹介・あらすじ

若きひとりの文人が革命の渦中に投げこまれ、自ら予想もしなかった人生行路を歩むことになる。が、その間に私的にも公的にも張らざるをえなかった論陣と、身に受けざるをえなかった失明その他の不幸の重なりが、かえってかれを大叙事詩人へと成長させてゆくための思想的かつ文学的な滋養となった。本書の著者は、ミルトン(1608‐74)を文学史上の偉人として祭り上げることではなく、かれの時代のただなかを、ひとりの人間としてそれなりの労苦を背負いつつ、「真実の戦うキリスト信徒」として生きとおした姿に迫ろうとする。かれの文芸は世俗のただなかから生まれ出たものであった。

著者プロフィール

都立西高等学校教諭

「2016年 『よくわかる税金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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