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- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784389440404
感想・レビュー・書評
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時期を特定の時期(主に1937年頃から1940年のモロトフ会談まで)に絞ることでドイツ外交の対ソ開戦決意(実質ヒトラーのものになるが)がベルヒテスガーデンでの軍首脳を前にした、フランツ・ハルダーの日記(その軍首脳の一人であった)によれば対ソ戦を言明した時点(にも関わらず、ハルダーはこのときのヒトラーの言葉を額面通りに受け取っていない)か、モロトフとの会談が齟齬をきたして終わったあとかに答えようとした書物。しかし結論は出ていない。そこに日本の動向なども絡め叙述した短いが濃密な書物。古いのでソ連側の資料は殆ど駆使できていないが当時のドイツ外交の概説書としては十分今日でも有効であろう。
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