- Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
- / ISBN・EAN: 9784389500665
作品紹介・あらすじ
"悪"の心が権力をもたらすのか!?歴史を紡いだ偉人たちの実相に迫る衝撃の書。
感想・レビュー・書評
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悪の側面に焦点をあて、善悪の両面性から人物像に迫るとする人物伝。西洋編はユスティニアヌスまで。ただ、テーマの濃淡は章毎にまちまちで、生涯を辿るだけに近いものもある。ある程度知っている人物については物足りない感じ。
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ローマの五賢帝、ハドリアヌスが同時代から憎まれていたのは意外だった。同じ時代を生きている者と、後世では感じ方が異なるという好例。
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歴史上の人物評をもう一度見直してみよう、という試みの西洋と中東編。西洋は古代オリエントからビザンツ帝国まで。中東はイスラム圏の現代まで。
興味はあれど、日本史・中国史に比べ食指を動かしてこなかった西洋・中東の歴史。
人物評を見直すというこのシリーズの思惑に乗るには、自分にその下地がないので、素直に吸収してしまうという結果になりました。
ま、いろんな角度から歴史をみるというのが大事であるので、このシリーズはその端緒になればいいなと思います。今後も精進あるのみ。
そういえば、学生時代に日本史選択していた自分がよく言われたことに、日本史の登場人物は似た名前が多くてわからん、というのがあります。通字のせいなんですが。あるあるですかね、これ。
西洋編読んでて思った、
よっっっっぽど、世界史の方がわかりづらいわ。大小つければいいってもんじゃないぞ、と。