君に伝えたい本屋さんの思い出

著者 :
制作 : 日販マーケティング本部 
  • 主婦と生活社
3.20
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本棚登録 : 140
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391139983

作品紹介・あらすじ

ベストセラー作家が語る「書店にはドラマがある!」書棚にずらりと並ぶ背表紙を見るだけで、胸がときめく…自分にとっての「決定的な一冊」に出会った、そのときの衝撃!-本屋さんをもっと好きになる「ちょっといい話」。

感想・レビュー・書評

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  • 書き手の「本」「書店」への思いや、これらに関わる人々との思い出、少年時代についてのアンソロジー。

    本がもっと好きになれたし、自分の思いを代弁してくれている作家さんとは良い出会いをしたなと思う。

    自分と同じ考えを持つ人が、どんな小説を書いているのか。
    今後より「本」との暮らしが楽しめるようになりたいと思わせる一冊。

  • 戦前、戦時を過ごした人たちの本との出会いは、本が貴重だった故、強烈かつ至福の具度合いが今と異なり、宝物のよう。風景が思い浮かびその瞬間の幸せがこっちにまで伝播する。

  • 作家さんたちの本屋の思い出オムニバス

    年齢も環境も様々だけど
    あー同じような思い出あるあるー
    なんて
    うなずいたりしながら読みました。

    作家さんによって
    読みづらい文章とか
    ありますね。好みの問題かもですが(笑)

  • 2017.01.29 あおば堂で購入

  • 驚き、幸せ、涙、そして運命の出会い-。石原慎太郎、養老孟司、宮部みゆきなど60人の現代作家・文化人が、書店をめぐる思い出を綴る。『日販通信』掲載を単行本化。

    いまひとつ,本屋との思い出って感じでもない。

  •  題名の通り、作家さんたちの本屋さんの思い出がいっぱい詰まっている。作家さんの生まれ年が様々であれば本屋さんの思い出も様々で、戦前、戦中、戦後で本屋さんとの関わり方もずいぶん違ってくるのだなぁ。しかしどの時代にも共通していることは、みんな本が心から大好きであるということ。それがひしひしと伝わってきて穏やかな気持ちになった。私自身貧乏なもので大型チェーンの古本屋で105円で文庫本を買う日々だけど、買わずとも書店へは頻繁に立ち寄りPOPや平台、背表紙を眺めている。その習慣はこの先も続くんだろうなぁ。

  • ★2.5。
    本屋への愛情を語るエッセイ集と言いながら、その筆者選択に少々疑いを持ちましたな。明らかにその気質がなく、趣旨にそぐわないであろうエッセイが幾つかあり、それ故評価は辛めで。
    こういう作品はやはり編者の力量がダイレクトに表出しますなぁ。

  • 作家さんたちの本屋さんの思い出。

  • 好みの作家を拾い読み。
    そんなものか。

  • 本屋さんの思い出は読書が好きな人なら、一つや二つは必ずあるのではないでしょうか。ましてや書を世の中に送り出してる方ならば、尚更。
    今は書店に置いてある本のサイクルがだんだん短くなっているような気がします。買いたいと思う本がなくて、結局ネットで注文するのが確実で早い。本屋さん離れが進むわけです。
    でもやっぱり素敵な(個性的な)本屋さん、居心地の良い本屋さんが家の近くにあったら良いなぁと思います。
    「実際、親しい本が並ぶ狭い書斎に入るとき、私はいつも自分の脳の中に入る気がする」(日野啓三氏)
     同感です。

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著者プロフィール

作家。1948年神奈川県生まれ。中央大学法学部卒業後、ライターとして活動。80年「Sports Graphic Number」(文藝春秋)創刊号に掲載された短編ノンフィクション「江夏の21球」で注目を集める。81年同作が収録された『スローカーブを、もう一球』(角川書店)で第8回日本ノンフィクション賞を受賞。NHKのスポーツキャスターとしても活躍。95年5月29日没。著書多数。傑作選に『江夏の21球』『衣笠祥男 最後のシーズン』(いずれも角川新書)。

「2020年 『たった一人のオリンピック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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