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- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393133613
感想・レビュー・書評
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◯366日一年間になぞらえて、ダライ・ラマの言葉を一つずつ紹介。難しい仏教の概念(空性)なども、身近な分かりやすい事柄に引きつけて語っている。
◯前後の文脈がないため、自分には分かりにくいなぁと思いながら読んでみると、自分の今の精神状態に響くフレーズに出会う。(気になる項目としては、怒りに関する項目が多いことに、自分の精神状態のまずさを感じる)
こういった本の楽しみ方の一つなのかもしれない。
◯おそらくダライ・ラマ自身のスタンスとしてなのだろうが、この本の目次で一目瞭然であるが、慈悲と愛に関する項目がとても多い。これらを真の意味で理解するには、経験や知識だけではなく、やはり身近なところからの実践なんだろうなと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心の修練は芸術。もしこれを芸術と考えてもいいのなら、人生そのものが芸術。ただ瞑想して心を修練するだけ。
学識のある人は、その学んだことを実践に移したときにのみえらくなるのであって、たんに知識があるということだけでえらいのではない。
経験と論理に矛盾する物事は捨て去るべき。
幸福は抑制された心に根差し、苦しみは抑制されていない心に根差す。
宇宙の続くかぎり、そして生きとし生けるものがいるかぎり、私もこの世にとどまって世界中の不幸を消し去ることができますように。
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