セックス・アンド・デス: 生物学の哲学への招待

  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393323236

作品紹介・あらすじ

人間の心理や道徳も生物学で説明できるのか。こうした問題に取り組むうえで必須となる生物学の論争や対立を整理、概念や論争を明確化し、我々の常識や価値観を揺さぶる思想的衝撃。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルこそ扇情的だが、内容はごく真っ当な生物学の哲学
    についての本。どちらかというと「生物学はどう考えるか」
    「生物学をどう考えるか」といった内容で生物学の範疇に
    収まる哲学という感じ。生物学にある程度素養がないと
    ついていくのは大変かも知れない。進化論・遺伝子・発生・
    適応と興味深いトピックが並ぶのだが、結論があるのでは
    なく様々な議論を紹介し生物学の哲学へ招待するという側面
    が強いためか今一つ響いてこなかった。ちゃんと理解できて
    いないのかも知れないが。HPに掲載されているとは言え、
    訳書で割愛された箇所が少なくないのも残念なところだ。

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著者プロフィール

キム・ステレルニー(オーストラリア国立大学社会科学研究所・ヴィクトリア大学ウィリントン校教授)

「2013年 『進化の弟子 ヒトが人間になるまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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