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- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393331859
作品紹介・あらすじ
いま、日本は漠然としすぎている。疲れているわけではない。一部には熱意もある。ところが、何かが発揮されないまま、すっかり沈殿したままになっている。歴史と現在が大胆に交錯しないからである。梅か桜か、仏か神か。無常迅速、日本のダンディズム。
感想・レビュー・書評
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数寄
何かで何かを漉く詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本の文化史における「数奇」と称される趣向・好みを松岡の視点、感性により編集。
もともと「数寄」とは色好みを指すことばだったが、既にそこには「好く」だけでなく「透く」「梳く」「漉く」「鋤く」がはいっており、好いて透いていくスクリーニングの行為が包含されている、と編集工学者らしい解釈をしている。
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