村上春樹クロニクル BOOK2 2016~2021

著者 :
  • 春陽堂書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394190257

作品紹介・あらすじ

村上春樹がまた読みたくなる!
東日本大震災直後から10年間、地方紙と共同通信社のwebサイト「47NEWS」にて毎月連載されていた
「小山鉄郎の村上春樹を読む」待望の書籍化!

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が刊行された1985年にインタビューをして以来、30年以上、村上春樹を取材し、読解・考察を続けてきた文芸記者の記録。小説の細部から作家が何を伝えようとしているのかを探り、村上春樹の全体像に迫る。

『ノルウェイの森』や『海辺のカフカ』、『1Q84』といった代表作から、知られざる名短編、エッセイ・インタビュー、2016年以降に刊行された『騎士団長殺し』(2017年)、『一人称単数』、『猫を棄てる――父親について語るとき』(2020年)まで、本のなかの言葉たちを「惑星直列」のようにつなぎあわせ、読み解いていく。村上春樹ガイドブックの決定版。

著者プロフィール

著者略歴

小山鉄郎(こやま・てつろう)
1949年、群馬県生まれ。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。村上春樹作品の解読や白川静博士の漢字学の紹介で、日本記者クラブ賞受賞。著書に『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』『白川静さんに学ぶ 漢字は怖い』(共同通信社・新潮文庫)、『白川静入門 真・狂・遊』(平凡社新書)、『村上春樹を読みつくす』(講談社現代新書)、『村上春樹を読む午後』(文藝春秋、共著)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)、『大変を生きる―日本の災害と文学』『文学はおいしい。』(作品社)『あのとき、文学があった―「文学者追跡」完全版』『白川静さんに学ぶ これが日本語』(論創社)など。
2009年から白川静博士の業績を学ぶ同人会「白川静会」の事務局長を務めている。

「2021年 『白川静さんに学ぶ 漢字がわかる コロナ時代の二字熟語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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