- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784394301318
感想・レビュー・書評
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私の一番好きな話、防空壕が入っていたため本棚へ。
他のは見たことないので★の数はこのお話単品の評価で。
防空壕の中にいる2人の男女。外は空襲の真っ只中。
ものすごく乱暴に言うなら、もしも世界に2人だけしかいなくなったらどうなるとかいうシチュエーション。
ただし防空壕の中は暗くほんの僅かな明かりだけ。
読めばオチはすぐに想像できます。しかし読まないとあの何ともいえないドキドキ、ゾクゾク感は味わえません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
物忘れが酷く、空気のように頼りないため『空気男』と
いう渾名をつけられた野間五郎は、とある汽車の中で
全身黒ずくめの男、伊藤錬太郎と出会った。
彼のプラクティカル・ジョークに惹きこまれた野間は
彼の妻とも親交を深めていって・・・
『ペテン師と空気男』『堀越捜査一課長殿』『防空壕』『妻に失恋した男』『指』
の五編を収録した短編集。
『妻に失恋した男』のお話しは、
最後ホンワリした気持ちになりました。 -
学校のトイレの蛇口の上に落ちてありました。トイレと扉絵の無気味がぴったり当てはまっていたので思わず持ち帰ってしまいました。作品は、読んだことのあるものばかりで、少し残念でした。
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ブラックジョークを愛する者達で構成された倶楽部のジョーカーと空気男のお話。題材が凄く新鮮だと思う。短編の「指
」が大好きです。やっぱ乱歩は良い。 -
人生はペテンです。
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その他の収録作品:<br>
堀越捜査一課長殿/防空壕/妻に失恋した男/指