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- Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
- / ISBN・EAN: 9784395010189
作品紹介・あらすじ
所は…宮崎県日向市駅。県・市・JR・専門家・市民の志と情熱が、まちを、人を、動かした。
感想・レビュー・書評
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仕事って、「人」だし、(人の集合体としての)「組織」だな、と思った。序盤に「委員会」のあり方とか(その委員会に)まきこむ人のあり方とかを議論している。
それにしても、画期的なプロジェクトであるし、それ以上に画期的な一冊であった!
①顔のみえる、ひとりひとりの目線から、
②歯がゆさや無念ささえ滲む心のこもった文体で、
③プロジェクトの最初から最後まで(事業化前のデザインから施工、完成、受賞やその後の展開まで!)の全てが語られている。
特に出前講座(課題授業)とか「内藤廣の森」とかのあたりは最高で、木材や森林の可能性までひしひしと伝わってくるのが良い。
とにかく皆が前向きに、妥協せず、自分の役割(「右手」)あるいは加えて"+α"の部分(「左手」)をこなしたことで、
皆が、自分ごととしてプロジェクトにあたることができたのである。
そのことで多くの涙もよんだのであろう。
駅を見に行きたいし、携わった人々にも、会いに行きたいなぁ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
篠原先生の講演を聴いて購入
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