- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784395320288
作品紹介・あらすじ
都市設計家が選ぶ自分の眼で見て、歩いて、感じる42の都市デザイン!生きていく喜びに満ちた本物の都市空間はどのように形づくられてきたのか。またそのデザイン方法とは。
感想・レビュー・書評
-
世界の様々な広場を見て旅情を満たす。
新宿東口を
「もともと宿場町から始まったこのまち
には、主景のないまま、結節点という場所
性だけで発展したようなところがあり、頭
な、不思議な地場が膨張
のない怪物のような」と見立てたのはなるほどな面白いなと思った。
主体がない社会に相応強いのかも。
同じくハチ公も主景とは言えないほど控えめだし(あれ情報だけでイメージしている人はもっと大きいと想像するのではないか)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヨーロッパの広場についてはイマイチピンとこなかったが、日本の門司や伊勢など訪れてみたいと思った。広場というと、殺風景な駅前広場しかイメージがなかったが、地域でいきる我々は思いを持って取り組めば地域を生き生きと輝かせることができるのだと改めて学んだ。とかく欧米という概念にとらわれ、日本的な町のあり方を軽視しがちであるが、日本的な奥ゆきを大切にする参道のあり方など、日本で生きる私たちが日本の本来の文化や良さをもっと本質的に感じる必要があるなと感じた。楽しく読めました。
-
自然 518-8-1206
-
世界の都市空間を探訪し、また国内でも豊富な広場の実作事例をもつ著者による、都市に「にぎわい」を生みだす設計の方法論を解説した貴重な一冊。世界の広場などの「にぎわい」を生みだす空間からの学びと、その実践の過程が惜しみなく提示されている。都市・建築・土木・造園など、空間の設計を志す学生は必読である(各種設計演習等にも活かすことが出来るだろう)。(都市工学専攻)
配架場所:工14号館図書室、工1号館B図書室
請求記号:SA:O、410-0:O.36
◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003228390&opkey=B147736179431595&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0 -
広場を作るより広場になったところを広場と呼べば解決。
-
世界各地の「にぎわい」ある広場の実例と筆者が設計した広場の紹介。
どれも濃くて折に応じて読み返したくなりそう。 -
カンポ広場 サンマルコ広場 スペイン広場 雷門 渋谷 巣鴨 広場参道 著者門司港レトロ地区環境整備 土木学会デザイン賞
彩国社HPより
広場づくりを仕事としている著者が、世界中の魅力的な「にぎわい」空間を紹介し、人の集まる場所にはどんなデザインが施されているのかを、独自の視点でわかりやすく解説する。また、自身の設計した事例のデザインプロセスを実践編として取り上げ、空間づくりに求められるデザインのポイントを紹介する。
[目次]
第1章 思想—都市の活力とは何か
第2章 解読—西欧のにぎわい空間
第3章 検証—日本のにぎわい空間
第4章 展開—にぎわい空間のケーススタディ