- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396110017
感想・レビュー・書評
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抗癌剤の初治療は診療報酬の点数がつなかいという現在の医療環境の中、外科医として化学療法を「さじ加減」で最高の結果をどう得るかについて、実績に基づいた話。
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日本人の3人に一人は癌で死ぬ。癌治療について多くの知識は必要だ。
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「抗癌剤治療は副作用がひどい!!そして抗癌剤は癌にも効果がある代わりに正常な細胞もダメにしてしまう。」というのが自分の抗癌剤に対する乏しい知識だったけど、本書を読んで大きく間違えていた事を思い知らされた。抗癌剤も量や組み合わせ等、使い方で全く結果が異なってくるという事がよく分かった。そしてそういった使い方が出来る医師が少ない事や仕組みが邪魔をしている事も。
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4396110014 252p 2005・5・10 初版4刷
◎抗癌剤一つから日本の医療の問題点が浮かび上がってしまう。もし患者になってしまったらどうするか?いろんな症例から癌とは何か考えさせられる。 -
[ 内容 ]
[ 目次 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
「癌治療」=「手術」、「抗癌剤」=「副作用」という偏見・誤解はなぜ出来あがったのか。「癌と闘うな」という医師の発言が支持される現状に問題はないのか著者・平岩正樹は問いかける。