デッドライン仕事術 (祥伝社新書 95)

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396110956

感想・レビュー・書評

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  • ホワイトカラーの生産性アップにはスピードアップ!
    個人レベルの選択と集中が求められていると感じた。
    締切とスピードの意識だけでも生産性は格段にアップするように感じた。

  • 会議での意志統一の重要さを知った。

  • この本はとても刺激的だった。
    そして、自分の仕事に対する意識が変わった。
    今までは、次の日に仕事を繰り越す事が多く
    プライベートの時間も、やり残した仕事に
    ついて考えてしまうことが多々あったが、
    仕事は時間を意識して行動し確実に終わらせる。
    プライベートの時間については仕事を忘れ
    しっかり、確保する努力に励むようにしようと思った。

  • 残業ゼロの仕事術と同じく、トリンプインターナショナルの吉越氏の著書。

    効率をあげて仕事を早く。そんで自分の時間を作れ。
    能力は上がらなくても効率を上げれば仕事は変わる。


    実際、特別なことが言われてるわけではない。でもなかなか難しい。

    しかし、難しいとか言ってないで俺もがんばろ。毎日を楽しく過ごしたい。誇れる自分でいたいものです。

  • 言わずと知れた、元トリンプ・インターナショナル・ジャパン代表取締役社長 吉越 浩一郎 氏の著書である。

    一般的に、ビジネス本は、顧客や株主、取引先や社員など、ステークホルダーの利益や満足を追求した結果、企業や個人に利益がもたらされると説いているものが多いが、吉越 浩一郎 氏の言葉は、私の度肝を抜くようなものだ!

    ・・・私にとって仕事というのは、いかに少ない時間で多くのお金を稼ぐかを考える「ゲーム」のようなものである。だからこそ「効率」を重視することが一大テーマになるわけだ・・・

    また、耳の痛い言葉も多い・・・仕事のできない人間ほど「いい人」を演じる・・・

    ある意味、プロフェッショナルにとっての仕事の取り組み方に異なる視点を持ち込んだ書だと思う。

  • 一般的に生産工場のラインでは、
    常に、生産状況がモニターされます。

    そして、ラインで不良や不具合が発生したりすると
    対策を打ち、日々、設備や道具を工夫したり、
    作業手順を改善したりするものです。

    しかしながら、我々のような知的労働の場合は
    個人の力量に頼っているところが大きく、
    生産性を上げるための明確な取り組みは
    なかなか実施されにくいのが現状ですね。


    本日ご紹介する本は、

    トリンプ前社長の吉越浩一郎さんが実践した
    知的労働の効率化を実現する手法を示した1冊。


    ポイントは
    「締め切りを明確にする」

    仕事が発生したとき、
    あまり自身がないときには
    期日をハッキリしたくないのが人間心理です。

    「急いでやります」とか、
    「来月中ごろまでには。。。」という
    曖昧な言い方で、その場をやり過ごした
    経験は日常茶飯事ではないでしょうか。

    その場では、本人も本当にやるつもりで言いますが、
    時間がたって、他の仕事に追われてくると、
    ”曖昧な期日”は、忘れ去られます。

    仮に約束した期日が守れなかったとしても
    期日が明確になっている場合と、
    期日を明確にせずに仕事がズルズルとなってしまう場合では、
    後者の方が、状況が悪くなる場合が多いです。

    自身がなくても、まずは周囲に公言してしまうのが有効です。


    もうひとつ
    ”仕事を終える時間”を決めておくことも重要です。

    ”この仕事は何時まで!”と明確にすることで、
    どうやったら時間内で終えられるかを”考え”ながら
    仕事をすることになります。

    「終わるまで仕事をする」のではなく
    「時間内に仕事を終わらせる」ことを考える。

    この意識があるのだけでも、結果は変わってきます。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    効率アップの第一歩=「終わるまで仕事をする」ではなく「就業時間内に仕事を終わらせる」
    例え失敗に終わったとしても、早く結果を出して「次」に備えたほうが、チャンスを活かすことができる
    会社全体として「何をすべきか」という意志決定が遅ければ、生産性は高まらない
    単にモタモタしている=会社全体の生産性を下げている
    残業は時間外労働=試験時間が終了しているのに、答案を書き続けているようなもの
    デッドラインの基本は「明日」。ドンドン前倒しにする
    上に向かって文句を言う=「会社がダメなのはオレのせいじゃない」と他人に責任転嫁しているだけ
    担当者の判断通り進めるのか、修正するのか、判断に至るプロセスをみんなが共有することに、大事な意味がある
    会議は「話合う場」ではなく「決める場」。問題の解決策を考えるのは担当者の仕事である
    ムダな会議とうのは、出席者の「甘え」によってムダなものになっている
    上司が部下に仕事を任せずに、自分でも仕事を抱えていると、任せた部下がきちんとやっているか目が行き届かなくなる
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 仕事のスピードを3倍にする
    第2章 即断即決
    第3章 キャリアアップできる人間の思考法
    第4章 「会議」と「デッドライン」で部下を動かす
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/b1dd53fd50bbb2ff.png
     

  • 締め切りを作るという事の重要性を改めて感じた。

  • 著者の本は食わず嫌いで手にしたことがなかったが、手に取って読んでみると、納得感があった。

  • ◆仕事のアウトプット = 能力×時間×効率

    ◆ホワイトカラーの生産性をあげる、ということを経営者の視点から書いている。よって、マネージャクラスにはおおいに参考になるが、現場の一担当者に救いの手を差し伸べるようなものではない。むしろ現場の担当者にはとても厳しい自己管理を要求している。

  • おっしゃることはごもっともです。

    しかし、仕事早く終わったらその分仕事が降ってくるとか日本の会社ではよくあること。責任範囲が明確化されていないからそのようなことが起こる。

    自分のできる範囲で仕事の効率化を図ることはもちろんですが、会社ひいては日本人自体のマインドが変わらないとダメでしょうね。

    「形式知」と「暗黙知」の話は実感としてよく理解できた。

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著者プロフィール

1947年千葉県生まれ。ドイツ・ハイデルベルク大学留学後、上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。極東ドイツ農産物振興会、メリタジャパン、メリタカフェを経て、1983年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社。1987年にトリンプ・インターナショナル・ジャパンの代表取締役副社長、1992年に同社の代表取締役社長に就任。代表取締役在任中に19期連続増収増益を達成。2004年に「平成の名経営者100人」(日本経済新聞社)の1人に選出される。2006年に退任し、現在は、吉越事務所代表。

「2016年 『気力より体力 一流のコンディションを手に入れる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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