- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396112837
感想・レビュー・書評
-
異端には、時代を変える力がある。
スティーブ・ジョブズなど偉人の異端話は勉強になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本仏教界においては異端の著者が、異端の者のみが次代を突破する力を持つと説いた一冊。
「日本仏教を発展させた異端の力」という歴代の異端の僧侶が新しい時代の仏教を確立させたということが改めて理解できた。 -
書いていることに「ふむふむ、なるほど」と納得する部分が多々あるものの、さすが宗教者というだけあって宣教じみた部分もあり、そこにやや抵抗があった。
とはいえ、建前よりも本音を大事にして生きることや(もちろんバランスも重要だとのことだが)、幸せと思わぬ人に幸せは訪れないなど、多くは今後の教訓にしたいと思った。
あとがきであったように、世の多くの人と同様、私も異端でありたいという気持ちが年ごとに大きくなっている。これを機に少しは自分に忠実になってみようと思う。もう少しの勇気と確固たる目標(楽しみ)を持とう。 -
歴史上の「異端」とされる人物たちに例をとりながら、異端であるとはどういうことか、分かりやすく書かれています。歴史上の人物には及ばないまでも、日常生活において「プチ異端」となることで変化を起こし、停滞した状況を動かすことができる、というのが主な主張です。この本によれば私はすでに「プチ異端」のようなのですが、周りの人から見ると「プチ」どころではないようで(笑)、それだけハードルの高いことなのでしょう。多くの日本人が本当に「プチ異端」になれれば、日本社会は大きく変わるのだろうと思いました。