- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396113391
感想・レビュー・書評
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もう四年前の話にはなるが、昨今の大学状況がわかり、興味深い
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大学は浪人しないで入る時代になっている。
短大なんてほとんどない、総合大学で短大を有しているのは青山と上智くらい。
東京外大から外国語学部がなくなる時代。
グローバル化対応で人気があるのは上智とICU。 -
ある意味、チャレンジングではある。
インサイダーにとってはそれ程目新しいものではなかったのが少し残念ではあるが、広くこの現状(惨状?)を一般の方に知らしめる意味は大きいのかも知れない。 -
タイトルはともかく、1990年〜2012年の大学事情をうまくまとめている。
知らないことは何も書かれていないけど、整理された構成が分かりやすい。
大学に求められているもの、大学の役割が環境とともに変わってきたわけだけど、階層化が進んだ点について、突っ込んだ考察が欲しかったなぁ。 -
内容は大学、大学生の現状をデータや学生の声、教職員の声を用いながら紹介している。
大学関係者であれば、ほぼ知っている内容で、新しさはないが、知っておくべき&改善案を考えるべきだろう。1つ2つくらいは骨子を作ろうと思う。 -
私にが大学受験をした頃から20年近くになろうとしているが、大学受験の様相が大分違っていることを感じる。
下記関心のあった点。
進路指導教論へのアンケートのなかで、「生徒は以前に比べて就職を意識して大学、学部を選ぶ傾向は強くなっているか」の問に9割り近い「強くなった」との返答。理系人気が上昇の一途をたどっている。
授業がすべて英語で行われている「国際教養大」は大手の採用担当から「国際教養大の生徒なら全員採用したい」との人気ぶり。
大学側は「就職者数÷就職希望者数×100」で算出する事が多いが、届け出をした人を就職者にしているので、届け出をしていない人が就職した場合、100%を越えてしまう場合もある。
最近では「就職率=就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100」での計算だ。 -
この著者。やっぱり私大出身者か。地方国立大学法人なんて関心もないんだろうけど事実と違うことを公にするのは如何なものか。愛媛大学法文学部夜間主コースってのがあるの、ちゃんと調べたかね?