本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396114961
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685889 -
正反対とされる漱石とマルクス。漱石に資本論は理解できたのかどうか。
C0236 -
漱石とマルクスのプロフィールや生涯をおさらいするのが最初の1/3。資本論(一巻)の要旨に真ん中1/3。漱石と資本論の関わりに最後の1/3という構成だが、実は、最後の1/3で漱石はあまり登場せず、マルクス経済の立場からのポジショントーク色が濃厚なので、あまり読む価値は少ない。漱石在英中の書簡に、たまたま資本論に触れている部分があり、明治以降の日本社会においてのマルクス経済学の道程としてのひとつのエピソードではあるだろうが、持ち出された漱石がちょっと可哀そうだ。真ん中の資本論の強引な要旨要約は、よくまとまっている気がして為になったが、本物の資本論を読んだことがないので、どれだけ信じてい良いかはわからない。
全4件中 1 - 4件を表示