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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396115449
感想・レビュー・書評
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山口春吉により神戸の港湾労働者の手配業から始まった山口組。2代目登の代になると、労働者手配業と芸能興行の2本柱をしのぎとして確立。3代目田岡一雄の頃になると戦後闇市で暗躍する「戦勝国民」の横暴を制圧することで警察との結びつきも強めた。このころは“お嬢”美空ひばりの弟も関わっていて、その影響で紅白にも出場停止になったことがある。関西の在日朝鮮人の暴力団明友会との小競り合いから大規模の関西殲滅へと発展。山口組の怖さを世に知らしめることになる。山一抗争、4代目射殺事件と血生臭い事件が続き、その後「暴対法」が制定される。本書は、著者の強い思いからか「暴対法」に対する批判が多くを占めていて、若干期待してたものから離れてしまった感はある。喧嘩太郎と呼ばれた中野太郎の本も読んでみたい。
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