シャドーX (ノン・ノベル 651 魔界都市ブルース)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 63
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396206512

感想・レビュー・書評

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  • 秋せつらが主人公の人捜し屋(マン・サーチャー)シリーズ。

    今作にはかの有名な魔界医師メフィストが登場。
    二人が絡むシーンがあり、コアなファンにはたまらないだろう。

    それにしても、相変わらず、せつらのとてつもない動き。
    魔都・新宿とはいえ、あらぬ動きはするわ、攻撃はかわすわ、その描かれ方自体が人並み外れた物だから、当たり前と言えばそうなのだが、何度読んでも、どの本を読んでも、驚くばかり。

    最後は、少ししんみりとするシーンだった。

  • 人捜し屋秋せつらは「区外」に住む人妻・朱美から、商社員嵯峨の救出を依頼された。朱美は、一年前「新宿」で自分の命を救ってくれた嵯峨が、今危地にあると知り、恩返しがしたいのだと言う。嵯峨を追ったせつらは、彼が超麻薬"シャドーX"の密輸に巻き込まれ刺客に狙われていると知るが、捜索は難航。薬はすでに「新宿」を侵し、住民には"狂気"が蔓延していた。未曾有の危機を迎えた魔都で、義心篤き女の希いは届くのか?非情の魔人は断罪の妖糸を放てるか!大人気シリーズ待望の書下ろし最新作。

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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