魔界都市ブルース 愁哭の章 (マン・サーチャー・シリーズ)

著者 :
  • 祥伝社
3.50
  • (3)
  • (4)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 66
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396208950

作品紹介・あらすじ

二年前、秋せつらの傍らを、偶然、通り過ぎただけの白い貌であった。"区外"のOLが似合う普通の娘-冴葉理江二二歳。"新宿TV"が彼女の殺害を報じるや、せつらは動いた。依頼人のない身辺調査だった。誰を捜し、何を知りたいのか。それは美しき魔人の恋なのか?理江が"区外"の追手を逃れ、"四谷"のバー"れんげ草"に潜伏していたことが判明。さらに、追跡者の意外な正体が明らかになった時、妖糸は切なく一閃した!(「すれ違った天使」より)。哀切と奇蹟の人気シリーズ最新作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 短編集。さらっと読めました。

  • 作者のあとがきと同じで、このシリーズはいつものごとくなので、特に書くことがありません。
    ただ、なんとなく、せつらくんの対女性力(?)が以前より速攻でかつ威力が増している気がします。

    こちらも、ずっと続いてほしいです。
    (ほんとに書くことがない・・・)

  •  どの時点の短編をシャッフルしても問題なさそうな、毎度のストーリィですが好きです。世界観がしっかりしているので軸がぶれないので安心して読める。外谷さんとトンブと人形娘もちらっと出てきた。夜香は出てこないなー、なかなか。

     それにしても、このシリーズを私が最初に読んでからもう20年以上になるのかー。いつの間にかせつらの推定年齢をはるかに越してしまったわぁ。

  • いつも刹那い魔界都市のブルース。

  • やっぱ、せつらエェわぁー♪(*^^*)

  • せつらくん。

    年を経て、また、若返ったんじゃなかろうか。

    不思議な美青年。

    5話収録。

    いずれも、タイトル「愁哭の章」に、偽りなし。

    ドッペルゲンガーに関しては、長編で読んでみたいです。>センセ

  • 近未来の新宿を舞台とした、伝奇シリーズ。
    小説というよりは、モノクロームの風景を眺めているような、そんな感じです。

    どこかで読んだような話の連なりなのですが、ついつい読んでしまいます。

  • 過去の作品の焼き直しっていえば焼き直しなのだが、でもこのシリーズに関しては、マンネリでも哀愁ただよう感じがやはり好きだ。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菊地秀行の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×